会津若松市は2012年3月2日、LibreOffice導入に当たって発生した問題とその対策、および導入までの経過を公開した。同市はオープンソースのオフィスソフトであるOpenOffice.orgを利用していたが、2012年2月にその派生ソフトであるLibreOfficeに移行した(関連記事)。 LibreOfficeは、OpenOffice.orgを開発していた米Sun Microsystemsが米Oracleに買収されたことをきっかけに、OpenOffice.org開発メンバーが設立した「Document Foundation」が開発しているオープンソースのオフィスソフト。会津若松市ではLibreOfficeのほうが、ソフトの改良のスピードが高く、Microsoft Officeとの互換性も高いと判断した。 同市がLibreOffice導入にあたって遭遇した問題と対策の概略は以下のとおり