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ブックマーク / ockeghem.hatenablog.jp (5)

  • “完璧なWAF”に学ぶWAFの防御戦略 - ockeghem's blog

    セキュリティExpert 2010に大河内智秀氏が「現状の課題と“完璧なWAF”」と題して寄稿されている。大変興味深い内容であるので、この寄稿をなぞりながら、WAFの防御戦略について検討してみたい。 クロスサイト・スクリプティング(XSS)に対する防御 大河内氏の寄稿の前半は、現状のWAFの課題として、Webアプリケーションに対する攻撃の多く(大半)がWAFのデフォルト設定では防御できないと指摘する。例えばクロスサイト・スクリプティング(XSS)に関しては、以下のような指摘がある。 仮にscriptをブラックリストに指定したとしましょう。それでもまだ不十分です。<IMG>タグでXSSが発動することをご存じでしょうか?プログラムなどでは<IMG>タグは画像添付に必須であり、WAFで禁止することは難しいのが実情で、ブラックリスト方式の課題となっています。 「現状の課題と“完璧なWAF”」より引

  • 大垣本を読んで「バリデーションはセキュリティ対策」について検討した - ockeghem(徳丸浩)の日記

    このエントリでは、セキュリティの観点から、バリデーション実装について検討します。大垣さんのを読んで「大垣流バリデーション」について勉強した結果を報告します。 はじめに 大垣さんの記事「入力バリデーションはセキュリティ対策」では、「入力バリデーションはセキュリティ対策である」が力説されています。この記事はおそらくid:ajiyoshiさんのブログ記事「妥当性とは仕様の所作 - SQLインジェクション対策とバリデーション」を受けてのことだと思います。id:ajiyoshiさんのエントリでは、「妥当性検証は仕様の問題であってセキュリティ対策ではありません」と明言されています。私はid:ajiyoshiさんに近い考えを持っていますので、大垣さんの主張について、私なりに考えてみました。 記事を書くにあたり、徳丸の立場を明確にしておきたいと思います。 バリデーションの基準は仕様の問題 バリデーション

    大垣本を読んで「バリデーションはセキュリティ対策」について検討した - ockeghem(徳丸浩)の日記
  • 携帯電話向けWebアプリのセッション管理はどうなっているか - ockeghem's blog

    最近購入したPHP×携帯サイト 実践アプリケーション集を読んでいて妙な感じがしたので、この感覚はなんだろうと思っていたら、その理由に気づいた。書に出てくるアプリケーションは、PHPのセッション管理機構を使っていないのだ。そんな馬鹿なと思ったが、目次にも索引にも「セッション」や「session」という語は出てこない。サンプルプログラムのCD-ROM上で session を検索しても出てこないので、セッションはどこでも使っていないのだろう。 そうは言っても、書にはブログやSNSなど認証が必要なアプリケーションも登場する。書で採用している認証方式はこうだ。 携帯電話の個体識別番号を用いた、いわゆる「かんたんログイン」のみを使う 認証状態をセッション管理機構で維持しない。全てのページで毎回認証する そのため、「iモードID」など、ユーザに確認せずに自動的に送信されるIDを用いる つまり、全て

    携帯電話向けWebアプリのセッション管理はどうなっているか - ockeghem's blog
  • SQLインジェクション攻撃はDB上の任意データを盗み出す - ockeghem's blog

    前回に引き続き、Think IT上の連載「SQLインジェクション大全」の第4回:ケース別、攻撃の手口を読んで感じたことを書きたい。 まず、この記事は以下のような書き出しから始まっている。 記事は、システムを防御するにはまず敵を知らなければならない、という意図の下に、攻撃手法を紹介する。 dfltweb1.onamae.com – このドメインはお名前.comで取得されています。 この趣旨に異論があるわけではないが、しかしこの表現は誤解を生みやすいものだと思う。 というのは、「敵」(攻撃方法)を知ったからと言って、防御の方法が導き出せる訳ではないからだ。例えば、開発者が「最近のSQLインジェクションの自動化攻撃にはT-SQLのDECLARE文が用いられる」という情報を得て独自に対策を考えた場合、DECLAREという単語をチェックしてエラーにしたり、単語を削除することを考えがちだと思う。現に

    SQLインジェクション攻撃はDB上の任意データを盗み出す - ockeghem's blog
  • SQLのバインド機構は「エスケープ処理された値」をはめ込むのか - ockeghem's blog

    以前このブログでも取り上げたことのある神戸デジタル・ラボの近藤伸明氏がThink IT上で「SQLインジェクション大全」という連載を執筆しておられる。その第三回「SQLインジェクションの対策」を読んで以下の部分が引っかかった。 バインド機構とは、あらかじめSQL文のひな型を用意し、後から変動個所(プレースホルダ)に実際の値(バインド値)を割り当ててSQL文を生成するデータベースの機能だ。バインド値はエスケープ処理した後にプレースホルダにはめ込むので、悪意あるSQL文が挿入されても、その実行を阻止することができる(図1-2)。 http://thinkit.jp/article/847/1/ たしかにエスケープ処理を使ってバインド機構を実装する場合もある。JavaMySQLの組み合わせでUnicodeのU+00A5を用いたSQLインジェクションの可能性 | 徳丸浩の日記から派生して、MyS

    SQLのバインド機構は「エスケープ処理された値」をはめ込むのか - ockeghem's blog
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