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ブックマーク / synodos.jp (11)

  • 人口減少時代の住宅選び――新築から中古へ、持ち家から賃貸へ/吉永明弘 - SYNODOS

    2014年に『都市の環境倫理』を刊行してから、環境倫理学のなかで都市問題を主に研究してきた。その間、一貫して「都市は集住と公共交通の利用によってエコに暮らせる地域である」と主張している。それに付随して、エコな住宅の形態について考察した論考「どんな住まいがエコなのか――「都市の環境倫理」再論」をシノドスに発表した(https://synodos.jp/society/18874)。そこでは戸建て住宅よりも集合住宅のほうがエコな住宅であることを、いくつかの論者の議論を引用しながら述べた。そのなかで、産廃Gメンとして名を馳せた千葉県職員の石渡正佳氏の「エコハウス」に関する主張を紹介した。 石渡氏は、巨大な建築のほうが環境性能が良いと言う。体積が大きくなればなるほど、表面積の割合が小さくなっていく。住宅の表面積が小さければ、資材も少なくて済むし、エアコンの電力も節約できる。それに対して、低層の戸建

    人口減少時代の住宅選び――新築から中古へ、持ち家から賃貸へ/吉永明弘 - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2020/06/22
    空き家問題は住みづらい場所でのことで、駅近物件が空いて困るということは将来的にも無いということを理解してない人が多い。
  • 「ボキャブラリー」の変化が、人間の思考を変化させている――思想を歴史的に研究する意味とは/現代思想・政治思想史 重田園江氏インタビュー - SYNODOS

    「ボキャブラリー」の変化が、人間の思考を変化させている――思想を歴史的に研究する意味とは 現代思想・政治思想史 重田園江氏インタビュー 情報 #フーコー#教養入門#監獄の誕生 人文系の学問は、とにかくを読むのが仕事というイメージがあります。しかし実際には、を読んで、それから何を考えているのでしょうか? 特に抽象的な思想や哲学のは、いったい何の意味があるのでしょうか? 今回お話を聞く重田先生は、「意味はあるかって、そんなのあるに決まってる」と喝破します。 明治大学4年生の私、白石が今までずっと気になっていた先生方にお話を聞きに行く、短期集中連載『高校生のための教養入門特別編』の第7弾。現代思想・政治思想史が専門の重田園江先生に、高齢者問題からトランプ現象の特異性まで、思想家のミシェル・フーコーを経由して熱く語っていただきました。(聞き手・構成/白石圭) ――先生のご専門である現代思想と

    「ボキャブラリー」の変化が、人間の思考を変化させている――思想を歴史的に研究する意味とは/現代思想・政治思想史 重田園江氏インタビュー - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2017/03/08
    ボキャブラリーは強さも変化させる。霊長類最強カレリンの言葉「強くなるには読書が必要だ。レスリングの刻一刻と変化する状況を正確に認識するためには、自分の中にボキャブラリーを蓄えておかなければいけない」
  • スピリチュアリズムの危険性――『反オカルト論』/高橋昌一郎 / 論理学・哲学 - SYNODOS

    『理性の限界』(講談社現代新書)をはじめとする「認識の限界」シリーズや、天才数学者たちの思想を論じた『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)などの人気著者・高橋昌一郎氏が、科学の発達した現代になおも潜む「オカルト」をバサバサと切っていくのが書『反オカルト論』だ。 「血液型」「星座」「六曜」「おみくじ」など日常に溢れている「占い」も、楽しむレベルなら問題ないが、それらを信じ込み、実際の行動に影響を及ぼすようなら、まさにオカルトの罠に陥ってしまっている。有名な「丙午」は出処も分からない迷信だが、前回の昭和41年は出生率が25%も激減。その前の明治39年には4%しか減らなかったことを考えると、時代錯誤の驚きの事実である。 こうしたオカルト現象は、一般市民にとどまらず、「死後の世界」を煽って〝霊感セミナー〟を行う大学医師やSTAP細胞事件など、学問に携わる専門家や研究者の間でも頻発してい

    スピリチュアリズムの危険性――『反オカルト論』/高橋昌一郎 / 論理学・哲学 - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2016/09/29
    オカルトを科学的に批判するのではなく、オカルト思想の発生ロジックを科学的に説明することでオカルト自体が人の作り出した妄想であることを証明できないのだろうか?
  • インドネシア大虐殺はなぜ起こったのか/倉沢愛子 - SYNODOS

    昨年、「アクト・オブ・キリング」という、世界各国で様々な賞を受賞した異色のドキュメンタリー映画が日でも上映され、センセーションを起こした。 それは50年前にインドネシアで起こった共産党関係者の大虐殺の際に、殺害に手を染めた人々が誇らしげにその時の状況を再現して見せるというもので、その設定の奇抜さが評判を呼び、また人を殺すという行為にまつわる心理を描いたものとして関心を集めたのであるが、同時に歴史を振り返る機会も与えてくれた。 映画を見た多くの人が「あんな事件当にあったとはまったく知らなかった」と語った。わずか50年前の、しかもインドネシアという比較的近い国において、である。 毎年何十万人もの日人が訪れているバリ島(バリもれっきとしたインドネシアのひとつの州である)でも起こっていたのだというと人々はもっと驚く。そしてインドネシア史を専門としているこの私は、人々が知らないというそのこと

    インドネシア大虐殺はなぜ起こったのか/倉沢愛子 - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2015/09/08
    この映画の存在によって知っていたが、インドネシアは仕事で関わる事が多いので知っとかないとな…
  • 東日本大震災、体育館避難所で起きたこと/佐藤一男 - SYNODOS

    東日大震災。 東日全体で21000人もの人が命を失い、または行方不明となりました。私も被災し岩手県陸前高田市米崎小学校の体育館で二ヶ月間にわたり避難所生活をしながら避難所運営を経験しました。 多くの人に助けられ過ごした時間です。この場をお借りして、日中の人に御礼を述べさせていただきます。 来であれば、避難所運営の一例として記録と御礼だけに留めるべきことですが、次の万が一の時のために避難所運営の改善点とご支援をいただいた際に気になった点を記させていただきます。 両親とと一男二女の7人暮らしをしていました。両親とも同じ米崎町生まれで、昭和35年のチリ地震津波の被害も経験しています。は同じ岩手県内でも内陸の一関市生まれなので、結婚するまで津波に対する防災教育を受けずに育ちました。 震災時、子どもは小学校一年の長女と保育園年長組の次女は学校と保育園へ。1歳6ヶ月の長男は自宅でと一緒で

    東日本大震災、体育館避難所で起きたこと/佐藤一男 - SYNODOS
  • 高橋克也被告裁判・証言草稿──地下鉄サリン事件20年に際して/大田俊寛 - SYNODOS

    私は、2015年3月17日、「最後のオウム裁判」と称される高橋克也被告の裁判に、証人の一人として出廷することになった。この文書は、そのために作成した草稿である。実際の裁判における証言は、事前に用意した文書の読み上げが許されなかったこと、弁護人との問答のなかで話が進められたことなど、文書とはやや内容や形式が異なる(とはいえ、大きな点での差異はない)。 宗教学を専攻しております、研究者の大田俊寛と申します。オウム真理教に関しては、これまで、2011年公刊の『オウム真理教の精神史──ロマン主義・全体主義・原理主義』(春秋社)と、2013年公刊の『現代オカルトの根源──霊性進化論の光と闇』(ちくま新書)という、二冊のを執筆して参りました。現在は、埼玉大学の非常勤講師として教壇に立っております。 私は1974年(昭和49年)生まれであり、現在40歳です。地下鉄サリン事件が起こった1995年は、私

    高橋克也被告裁判・証言草稿──地下鉄サリン事件20年に際して/大田俊寛 - SYNODOS
  • なぜアベノミクスで庶民の給料は上がらなかったのか?/浜田宏一・安達誠司 - SYNODOS

    今はまだ、一般庶民の名目賃金が顕著に増加し始めるところまでは景気の波及効果が及んでおらず、多くの人がアベノミクスの景気回復効果を実感できていないのは確かであろう。しかし、「アベノミクスで喜んでいるのはお金持ちだけ」「アベノミクスは意味がなかった」というのは明確な誤りである。 アベノミクスによる金融緩和は、投資家の利益を増やす一方、景気回復効果を通して、デフレ時代に最も苦しい思いをしていた経済的弱者である失業者に、雇用の機会をもたらしているからである。 完全失業者数の推移をグラフ化した上の図21を見てほしい。アベノミクス以前で最も失業者数が多かったのは、2011年1月の319万人だった。そして、アベノミクスが始まった2012年11月以降、日の失業者数は如実に減り続けているのである。 具体的には、最も失業者数が減ったのは2014年5月であるが、この時、日の失業者数は、233万人にまで減って

    なぜアベノミクスで庶民の給料は上がらなかったのか?/浜田宏一・安達誠司 - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2015/03/12
    こういうデータは面白い >「日本人の給料(名目賃金)」は、「完全失業率が約4%(厳密には3.8%)を持続的に下回るようになった段階で“徐々に”上昇に転じる」
  • 日本は死因究明における後進国だ/『死体は今日も泣いている』著者・岩瀬博太郎氏インタビュー - SYNODOS

    では「死因のウソ」がまかり通っている!?ずさんな死因究明制度が引き起こす、知られざる社会問題とは。話題の『死体は今日も泣いている』著者・法医学者の岩瀬博太郎氏にお話を伺った。(聞き手・構成/山菜々子) ――書を読んで、とても驚きました。現代の日に生きていたら、異状死した場合、解剖されて死因を調べてくれるものだと思い込んでいたので。 皆さんそう思っているようですが、日で解剖され死因が調べられることはまれです。外国では異状死の解剖率が9割近い国もありますが、日は約1割です。 ――非常に少ないですね。異状死した場合、どうやって死因が決められるんですか。 大抵の先進国では、死因が分からない場合、解剖して死因を特定しなければ犯罪性があるか判断できないので、司法解剖を実施します。ですが、日は特殊で、解剖する前の段階、つまり警察による検視の段階で、犯罪性の有無を判断してしまい、犯罪性の

    日本は死因究明における後進国だ/『死体は今日も泣いている』著者・岩瀬博太郎氏インタビュー - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2015/02/18
    殺し屋さんは捗るな
  • 空き家率40%時代に備えよ! 田原総一朗が迫る、日本の空き家問題/『空き家が蝕む日本』著者・長嶋修氏に聞く - SYNODOS

    空き家率40%時代に備えよ! 田原総一朗が迫る、日の空き家問題 『空き家が蝕む日』著者・長嶋修氏に聞く 情報 #新刊インタビュー#空き家が蝕む日#都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案 日の空き家率は増加の一途――。7月に総務省発表によると、全国の「空き家率」は820万戸となり、総住宅数に占める割合が13・5%と過去最高を更新した。社会問題化しつつあるこの「空き家問題」に、どう対処すべきなのか。田原総一朗氏が、『「空き家」が蝕む日』の著者・長嶋修氏にインタビューし、不透明な不動産取引の実態、「新築ありき」の政策や人口減少との関連など、「空き家問題」の質に迫った。 田原 まず、長嶋さんの『「空き家」が蝕む日』を読んでびっくりしたのは、マンションの空き家率が、千代田区36%、中央区28%、荒川区19%。なんでこんなに高いんですか? 地方や東京の郊外ではね、古くなった公団住宅

    空き家率40%時代に備えよ! 田原総一朗が迫る、日本の空き家問題/『空き家が蝕む日本』著者・長嶋修氏に聞く - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2014/08/25
    なるほどね。 不動産屋の手口>一回相場より高い査定出して自分たちのものにしてしまってから、「売れません売れません」と言って相場値に下げていく。
  • 2014年インドネシア政変――ヘビメタ大統領・ジョコウィの誕生と「新しい風」/本名純 - SYNODOS

    2014年インドネシア政変――ヘビメタ大統領・ジョコウィの誕生と「新しい風」 名純 インドネシア政治・東南アジア地域研究・比較政治学 国際 #インドネシア#ジョコウィ 「対話です。対話から全ての解決策が生まれます。洪水対策も、露天商立ち退きも、労働賃金の問題も。すべて同じです。対話が、これまでのトップに欠けていたものなのです」 もの静かに、しかし自信に満ちた口調で筆者に説明するジョコ・ウィドド氏。通称ジョコウィ。インドネシアの首都ジャカルタ特別州の知事である。彼と初めて会ったときの会話を思い出した。 このときのジョコウィはイメージ通りの人だった。現場主義、庶民派、反エリート、クリーンで改革派……。横浜のスマートシティに関心を示しつつ、ジャカルタの発展ビジョンを淡々と語るその姿は、これまで見てきた政治家とは全く異次元の雰囲気を醸し出していた。胡散臭さがまったく感じられない珍しい人だった。

    2014年インドネシア政変――ヘビメタ大統領・ジョコウィの誕生と「新しい風」/本名純 - SYNODOS
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    yoiIT 2014/08/06
    ちょっw >ヘビメタ・バンド「メガデス」をカーステレオから流しながら、彼は両手の指でドラムを叩く仕草で次の移動先を運転手に告げた。この人が大統領になったら政治は大きく変わるだろうな。そう思った瞬間だった
  • ネット中傷被害を考える ―― もし、ネット上で「殺人犯」にされてしまったら/江川紹子×スマイリーキクチ - SYNODOS

    ネット中傷被害を考える ―― もし、ネット上で「殺人犯」にされてしまったら 江川紹子×スマイリーキクチ 社会 #炎上#突然、僕は殺人犯にされた#ハイテク犯罪対策総合センター ある日、突然「殺人犯」に!? 前ぶれもなくはじまったネットでの中傷被害に、10年以上も悩まされることになったお笑い芸人・スマイリーキクチ氏。見えない敵とどう戦ってきたのか、ジャーナリストの江川紹子氏と共に語り合う。(構成/山菜々子) 江川 『突然、僕は殺人犯にされた』(竹書房)を拝読いたしました。キクチさんは全く身に覚えのない事件の犯人と疑われ、10年間以上もネットでの誹謗中傷を受け続けた。まずは、どのような被害を受けたのかについてお話して頂ければと思います。最初に被害を受けたのはいつですか。 キクチ 今から14年前の1999年です。事務所のホームページに設置されている掲示板に「殺してやる」「死ね」「人殺し」といった

    ネット中傷被害を考える ―― もし、ネット上で「殺人犯」にされてしまったら/江川紹子×スマイリーキクチ - SYNODOS
    yoiIT
    yoiIT 2013/11/01
    ゲスの極み >所轄の警察署に行った時も「あなたが殺されたら捜査してあげる」と笑われて、悔しい思いもしましたね。
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