最近気になって仕方がないのは、今月(2014年8月)5日と6日に朝日新聞が掲載した、自紙の従軍慰安婦に関する記事で故吉田清治氏の証言が虚偽だったとしてこれを取り消した件に関する世論だ。私はずっとというわけではないが、物心ついて以来人生の3分の2くらいは朝日新聞を読んできた。当ブログ開設以降に関していえば、途中2007年4月から1年間四国新聞をとっていた期間以外は、ずっと朝日をとっている(但し途中、転居に伴い、参照する紙面は大阪本社版から東京本社版へと変わった)。 朝日新聞に対する不満は私も多々持っているが、特にブログ記事を書く場合、良きにつけ悪しきにつけ朝日を参照するのが得策だと考えている。『kojitakenの日記』に、NHKプロデューサーの村松秀氏が書いた『論文捏造』(中公新書ラクレ,2006)を参照しながら、イギリスの科学誌『ネイチャー』とアメリカの科学誌『サイエンス』の商業主義(コ