宮藤官九郎脚本の大家族ドラマ『11人もいる!』 面白いと思いながら、わりと流してみていたんだけど、第五話はいろんな意味ですごい回だった。 まず物語は神木隆之介くん演じる長男の一男が自分が孕ませた女の子の彼氏(サムという外見がヒップホップ系のめちゃくちゃ怖い男)に、自分が浮気したことを告白してサムにどうやって許してもらうかという話が進む一方で、小学生のデブの五女、五月が転校生の男の子に告白される話が進む。 男の子は東北からの転校生で、この時点でちょっと「え?」って思ったんだけど、そっから先生が地震の影響で家が倒壊したため、東京に引っ越してきたと言った瞬間に「えー!」と思った。 別に震災ネタを入れたから偉いとか言うわけじゃないんだけど、こんだけあっさりと日常の一コマとして東日本大震災に直面した東北の小学生を出したことに驚いた。作中でも「東京も結構、揺れたんだよ」と当たり前に出てきて、なんか凄い