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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (5)

  • 論理学の本における「欠如モデル」の紹介 - Interdisciplinary

    意外な分野ので「欠如モデル」概念が紹介されているのを見ましたので、引用します。(強調は原文のまま)。 原発、遺伝子組み換え、医療、環境アセスメントなど科学技術の問題をめぐって、「欠如モデル」という方法がかつて優勢でした。欠如モデルとは、「素人(消費者、住民、患者など)は科学の知識が欠如していて何もわかっていないのだから、専門家が懇切丁寧に教えてやれば必ず理解してくれるはず」という見方です。専門家と素人との関係を科学知識の量といった一元的な尺度で固定し、無知ゆえに不安や反発を感じている素人に対してひたすら科学的知識の学びを要請し、専門家の見方に近づいてもらう。それで問題は解決する。欠如モデルにもとづくこうした対応法は、「パターナリズム」の一種と言えるでしょう。 しかし、科学的知識では割り切れない主観的な価値感情や、根拠はないがなんとなくいやな感じというような暗黙の経験知など、実践的な場では

    論理学の本における「欠如モデル」の紹介 - Interdisciplinary
    yojik
    yojik 2020/02/17
  • 体液生検(リキッドバイオプシー)実用化の評価について - Interdisciplinary

    体液生検による検診の実用化 N-NOSEなる がん検査法が、株式会社 HIROTSUバイオサイエンス によって、実用化されるそうです。 xn--icktbzci4u.com ここで実用化とは、 ”がんの1次スクリーニング検査” に用いられる事を指します。スクリーニングは、検診、つまり 症状の無い人に検査して疾病を見つける のを意味します。 この検査法、最近取り沙汰される事のある、血液や尿を検査して がんなどの疾病を見つけるもので、カタカナでリキッドバイオプシーと書かれます。私は、直感的に解りやすいように、体液生検と日語で書きます。この方法は、リンク先にもあるように、低侵襲(身体への害が小さい)であったり、より小さい内に病気を発見出来るのが、特徴としてアピールされます。尿や少量の血液で検査出来るので、受ける側の簡便さも謳われます。 検査の性能 この検査について、twitter上で話題になっ

    体液生検(リキッドバイオプシー)実用化の評価について - Interdisciplinary
    yojik
    yojik 2020/01/20
  • 分母が違う――余剰発見の割合のはなし - Interdisciplinary

    流れは↓を見てください。 togetter.com 要するに、余剰発見の割合の話題です。Welchらの論文では、甲状腺がんを無症状の内に、小さいものも含めて見つけたとしたら、その内の余剰発見の割合は99.7-99.9%と推定されているが、現実では、検査のカットオフポイント(陽性の閾値)を高くしているので、その割合をそのまま示すのは著しく過大評価なのではないか、との指摘があった訳です。 で、名取宏さんが、↓のつぶやきから、もし小さいのを見つけないようにしたら、との想定で、計算をなさいました。 「検診で発見された臨床的に治療介入されうる甲状腺がんうち過剰診断のは割合は?」という疑問に対する答えが「99.7〜99.9%」だとしたら、それは確かに著しく過大評価。しかし、別に「現実を無視した酷い解析」というわけでもない。 https://t.co/4Uilvzklew— 名取宏(なとろむ) (@NA

    分母が違う――余剰発見の割合のはなし - Interdisciplinary
    yojik
    yojik 2019/10/08
  • メモ:余剰発見(過剰診断)について - Interdisciplinary

    ウェルチとブラックの論文(http://jnci.oxfordjournals.org/content/102/9/605.abstract)を参照してメモ それぞれの がんにおける余剰発見の各論は省略 余剰発見とは、症状や死亡を引き起こさない病気を発見する事を指す用語である 余剰発見は、がんが進行しないか、がんが症状を発現させる前に、他の原因で死ぬ場合に起きる 症状発現前に他原因で死亡する場合は、3つの要因が関わる 発見時の、がんのサイズ がんの成長の速さ 患者の死亡リスク 進行の速いがんでも、期待余命が短い人であれば、余剰発見になり得る 余剰発見と誤陽性を混同してはならない。誤陽性は、陽性だが病気を持っていない事だが、余剰発見では患者は、病理学的な がんの定義を満たすもの有している がんには、進行の速さが異なるものがある 速い すぐに症状や死亡に繋がる 遅い 症状発現や死亡までに多年を

    メモ:余剰発見(過剰診断)について - Interdisciplinary
    yojik
    yojik 2016/10/03
  • Excelの使い方とプログラム - Interdisciplinary

    Excelに数値を入力しておいて、その数値を電卓で計算して合計を出していたのを見た、という記事があって。 それが当の話かは措いておいて。この話は、せっかくの表計算ソフトなのに機能を全く使えていない、そういう関数が存在する事自体発想もしない、というような話ですが、それとは違う方向で上手く使えていない場合もあるよなあ、という所も考えました。 これは私が実際に見た事例なのですが。 数十万件のレコードがシートに入力されていて、そこから目当てのものを検索する、というのが業務上必要な事があって。 これは、DBからADO使ってSQLで採ってくる、というのでは無く、ワークシート上のデータ集合から抽出したり並べ替えたりする、という要件だった訳ですね。で、ある程度プログラムを書ける人が、VBAで、何やらごちゃごちゃしたものを作っていたのですが、それが実に遅い。コード見ると、ソートやら抽出を、全部VBAの関数

    Excelの使い方とプログラム - Interdisciplinary
    yojik
    yojik 2016/05/09
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