「過去の名作ドラマ」は世代を超えたコミュニケーションツール。2021年冬ドラマのなかでも、俳優・長瀬智也としての最後の作品としてひときわ話題性の高いのが『俺の家の話』。そこで、長瀬が俳優としての評価を一気に高めたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』をピックアップし、ドラマ好きゲーム作家の米光一成が振り返ります。 宮藤官九郎と長瀬智也の初タッグ連続ドラマ 「めんどくせぇ!」 TOKIOの長瀬智也が主演、宮藤官九郎が脚本のTBSドラマ『俺の家の話』が2021年1月22日スタート。ドラマ好き、プロレス好きの間で話題を呼んでいる。 長瀬智也×宮藤官九郎がタッグを組んだ最初のドラマが『池袋ウエストゲートパーク』。2000年4月期に放映された伝説の作品だ。連続ドラマ初脚本の宮藤官九郎が、石田衣良原作の小説を大胆にアレンジした。出演陣が豪華なうえに、役柄にピッタリ合っていて、観ていて幸せになってくる。 主