「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を観てきました。古株のトレッキーも含めて、評判はかなり良いみたいです。 でも自分的には、今ひとつ手放しでは楽しめませんでした。旧作 TOS への細かいオマージュが散りばめられてあってその部分は面白かったのですが、全体を通してみると、どうにもコレジャナイ感がぬぐえません。それは何故だろうとずっと考えていて、たぶん結論めいた事に気が付きましたので、ここに書いておきます。ここから先はネタバレ注意です。 結局 JJ 版は、物語を肉体言語派的に「殴り合い」で解決しちゃうんですよ。 ジーン・ロッデンベリーの構築したスタートレックワールドでは、暴力は最後の最後に使う非常手段であって、暴力を使った後には手痛いしっぺ返しが来るのが当然なんです。だからこそ登場人物たちは暴力によらない解決方法を必死に模索し、知能と知恵と機転でどんでん返しを最後に見せてくれます。それこそ
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