長くコリアンタウンとして知られてきた新大久保の街に今、変化が起きています。 韓流ブームも一時期の過熱っぷりからは落ち着きを見せ、替わりに増えてきているのはなんと、ネパール料理店。 それも・・・「ここは日本?」って疑ってしまうような、リアル現地式のお店が増えているんです。 そもそも、東京のインド料理シェフの8割以上はネパール人。 で、何故彼らが日本にきて慣れないインド料理を作っているかと言えば、「日本人はナンとバターチキンが好き」と教え込まれているからなんですね。 けれど、ホントに彼ら自身が美味しいと思っているのは、ネパール料理。 バターチキンとは真逆のサラッサラなカレーが好きだし、塩とニンニクで味付けされた炒め物が好きだったりするし、ご飯だってインドのパラッパラな長粒米よりモッチモチの日本米のほうが好きだったりする。ネパールのお米により近いから。 そう、ネパールの食文化って実は、日本人の感