10歳で仮面ライダークウガを見てから「オダギリジョーになりたい」と思って生きてきた人生でした。「起きたらオダギリジョーだったらいいのに」と眠りにつき、鏡を見て絶望した朝は数え切れません。 温かさと冷たさのハイブリッド、オダギリジョーが画面に映れば何かが起きる。生きるバタフライエフェクト。オダギリジョーが出ている作品イコール名作。なりたい、オダギリジョーになりたい。 いやオダギリジョーになりたいと思い、オダギリジョーになりたいという文章を書いている、その時点で「オダギリジョーから最も離れた行為」なのは分かっています。こんなやつは絶対にオダギリジョーではない。それでもオダギリジョーについて書きたい衝動を抑えられない。それがオダギリジョー… そんな俺の思う理想のオダギリジョー、リソギリジョーランキングで圧倒的第1位に躍り出たのが、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に登場する「小鳥遊大史」でした。