価値の大きさは、それを手に入れるために要するコストよりも、それを失ったときの損失の大きさでわかる。 水や空気があたりまえに存在する環境では、それを手に入れるのに、コストがほとんどかからない。こういう環境では、水や空気の価値が忘れられがちだ。 水や空気にどのくらい価値があるかは、もしそれを失ったらどれほどの損失が発生するか、と考えるとわかる。 現時点ではほとんどタダで手に入るが、もしそれがなくなったらたいへんなことになる、というものは、水や空気に限らず、たくさんある。 関連エントリ: 経済の核心は「お金」ではなく「効用」である http://mojix.org/2011/07/07/keizai-kouyou 「経済優先」という批判 http://mojix.org/2011/07/05/keizai-yuusen