アメリカの次期大統領に選ばれたトランプ氏に抗議するデモは、12日も全米の各地で行われ、抗議の動きは収まる気配がありません。 このうちニューヨークでは、若者などが「私の大統領ではない」などと書かれたプラカードを掲げて市内を行進し、選挙戦で差別的な発言などを繰り返してきたトランプ氏への反発の声をあげていました。 こうした中、オレゴン州ポートランドでは12日未明、抗議デモに参加していた男性が車から降りてきた男に突然銃で撃たれてけがをする事件があり、抗議デモが続く中、混乱も広がっています。 一方、トランプ氏への抗議行動はドイツでも行われ、ベルリン中心部にあるブランデンブルク門の前にはドイツ人のほか、現地に住むアメリカ人など数百人が集まりました。「人種差別は邪悪な行為だ」などと書いたプラカードを掲げた参加者たちは、声を合わせて「アメリカの次期大統領を拒否する」などと反発の声をあげました。 また、トラ