(CNN) 天才科学者のアイザック・ニュートンが、ペストの有望な治療法として、ヒキガエルの嘔吐(おうと)物を使う方法を書き記した手書きの原稿が見つかった。 これまで未公開だった1667年の手書き原稿の中でニュートンは、ペストの治療法として、「最善の方法は、ヒキガエルを煙突の中で3日間、足からつるすことだ。そうすれば、死んだ直後にさまざまな昆虫の入った土を、黄色い蝋(ろう)の皿の上に吐き出す」と記していた。 さらに、「粉末にしたヒキガエルを排出物や体液と混ぜて薬剤をつくり、患部に塗れば、伝染病を追い出して毒を抜くことができる」とした。 この原稿は、このほど開かれたボナムズのオークションで、8万1325ドル(約870万円)で落札された。 原稿には、サファイアや琥珀(こはく)などの石を「魔除け」として使うことや、「ペストに感染した場所を避ける」といった一般的な対策も記されていた。 ニュートンのこ