米航空宇宙局(NASA)の土星探査機カッシーニが捉えた、土星の前を通過する土星最大の衛星タイタン。NASA提供(2012年8月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / NASA / JPL 【11月20日 AFP】土星の最大の衛星タイタン(Titan)には湖や山、砂丘などがあり、表面を損傷したり成形したりする力である「地形営力(地形を変化させる作用)」の多くが地球を形成した力と同じだとする研究論文が18日、発表された。 【特集】土星 ─ 氷の輪に囲まれた巨大ガス惑星 米カリフォルニア工科大学(Caltech)のロザリー・ロペス(Rosaly Lopes)氏が率いる研究チームによると、タイタンの目に見える外観部分は「太陽系内において、地質学的に最も多様性豊かな地形の一つだ」という。 英科学誌ネイチャー・アストロノミー(Nature Astronomy)に掲載された論文で研究チームは、「地球