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2012年3月16日のブックマーク (15件)

  • これから面接に臨む学生のために

    久しぶりにエントリーを書く。しばらくブログのエントリーを書かなかった理由は、獨協大学の授業の準備に手を取られていたことと、最近始めたTwitter(アカウントはyamagen_jp)の方がブログよりも何となく居心地がいいことが理由だ。 そのTwitterで、大学生の就職事情が厳しいことについて同情的なツイートを書いたら、ある方から「自分がどうありたいのか、とことん気かどうか? あがいているか? 」というツイートが返ってきた。私は、これは学生に対するアドバイスあるいは、意見であろうかと解釈して、「自分探しよりも、会社を知ることが大事。自分にではなく、会社・仕事に興味のある人を会社は採る 」と返信した。 思うに、面接では、自分のあれこれをアピールすることよりも、相手の話を聞くこと、それも有り体に言えば、相手に気分よく話させることの効果の方がずっと大きいような気がする。 私の得意分野ではないが

  • 子供の「いじめ」自殺について

    過去一週間のニュースを解説する原稿を書いていたら(来週の「週刊SPA!」の「ニュース・コンビニエンス」に掲載予定)、今回は、北朝鮮の核問題、NHK海外放送への政府の命令、子供の自殺、娘夫婦の子供を代理出産した母親(50代後半。私は拍手を送りたい)と、議論を呼ぶような内容のニュースが上位に並んだ(まあ、私が選んだわけであるが)。何れも、賛否や、あるべき対応について、意見が分かれる出来事だと思う。 これらの中で、自分に近い問題として一番気になるのは、子供の自殺だ(北朝鮮は、なるべく「遠い問題」のうちに解決してほしい・・)。 今度は、福岡の中学二年生の自殺で、これは、教師も「いじめ」に加担していたというから、全く呆れる。教師、学校に問題があったことは、間違いない。自殺した生徒は、ぎりぎりまで、自分が死んでもいいのか(=誰か、助けて)というメッセージを発し続けていて、決して死にたくなど無かったと思

    子供の「いじめ」自殺について
    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    、(1)親である私は何があっても子供であるキミの味方である、ということと、(2)嫌なことは無理にしなくてもいい、(3)思っていることは話してくれ、というメッセージを伝え続けたいと思っているのだが、心
  • 「赤ちゃんポスト」と「ポスト安倍」

    市の慈恵病院が計画している「赤ちゃんポスト」が、「許可しない合理的な理由はない」という判断の下に、熊市から設置許可を得た。(匿名の親が赤ちゃんを置くことが出来るような施設を設置すべく、病院の施設を改造することを許可した、ということのようだ) 一方、政府は、赤ちゃんポストの設置に対して、これを実力行使で差し止めるという方針ではないようだが、かなり明確に反対・批判している。安倍首相は、親が子供を捨てるというようなことは、あってはならないことで、こうしたものを全国に拡げることには反対だ、といった談話を発表している。 捨てられ、生きることが出来なかった筈の命が救われるから「よい」のか、捨て子行為を助長するから「わるい」のか。 私は、「赤ちゃんポスト」の設置は、三つの意味で「よい」と思っている。 先ず、意思決定の問題として、赤ちゃんポストを設置することの方が「やり直し」が効くことだ。 将来、赤

  • 「忙しい」と「疲れた」をなるべく言わない

    さて、先日、これまでご縁の無かった、ある雑誌が、ビジネスのやり方(スケジュール管理や情報処理など)や心得を取材したいという用件で、取材に見えました。私は、ビジネスの世界で成功して大儲けしているわけではありませんし、私に取材しても仕方がないのではないか、とも思ったのですが、テーマや取材対象を決めるのは取材する側の責任ですし、自分としては、活動の範囲は広い方が面白いので、明らかに、話すべきことが無いテーマ(専門的なテーマで、全く知識の無い分野など)の場合は、お断りしますが、そうでない取材は、なるべく受けてみようと考えており、この取材も受けることにしました。 はじめに、スケジュール管理は手帳(能率手帳)が中心のアナログが基であり(4色ボールペンを使っています)、スケジュール情報を関係者で共有するためにYahoo!のカレンダーを使っているという話や、仕事のデータと環境は全て一台以上のノートパソコ

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    少々忙しくても、疲れていても、「面白いことがあれば、参加する気はありますよ!」という前向きな余裕を見せながら話をする方が、お互いに楽しいし、話が有意義になりやすい
  • 女性の会社選びの考え方

    11月発売を目指している幻冬舎新書「会社は2年で辞めてもいい!」(仮タイトル)の原稿を先週末に編集者に送り、ゲラが出来る週末まで、執行猶予のような余裕のある気分で居たところ、「女性のキャリアプランについて少々加筆した方がいいと思います」と言われて、新書で16ページほど追加で原稿を書いた。男女差を意識して書いたわけではないのだが、他の章は、男の若者に説いて聞かせるような調子の内容と文章なので、女性向けの考え方を別項目を立てて書いて置いた方がいいと判断した。 女性の場合に、どうしても出産の前後に仕事を離れたり、仕事に専念できない時期が出来たりするので、この点の仕事上のマイナスをどうやって小さくコントロールするかという問題がポイントになる。以下は、その加筆原稿の一部だ。現実問題として、女性のどの点が不利なのかを説明した後に続く、女性の会社の選び方の項目だ。 ===================

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    若いうちに(28歳までに)自分の職を決めて、35歳くらいまでに人材価値を完成させるという基本戦略
  • 上司の暴言による自殺の事例に思うこと

    日研化学の社員が、「給料泥棒」、「目障りだから消えてくれ」といった数重なる上司の暴言の後に自殺したケースについて、東京地裁は自殺を労災と認める判決を下した。 何はともあれ、自殺に至ったことは、ご人とご遺族に対してお気の毒と申し上げたい。自殺の原因の全てが分かるわけではないのだが、自殺することは普通ではない。特に、ご家族の苦しみは、想像するに余りある。 さて、このケースで一番印象的なのは「給料泥棒」という台詞だ。正直なところ、私は、この言葉を何度か使ったことがある。部下や同僚にではなく、上司に、それも直接人にに言っているはずだが、当時は(十年以上前だ)、まあ、強くはあるけれども、普通の表現だと思って使っていた。 「給料泥棒!」と言うにも、気を遣わなければならない世の中なのかと思うと、窮屈な感じもするのだが、かつて、私があまりに無神経だったのかも知れないし、ともかく、どんな言葉でも、相手の

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    社員は会社のために、貰っているもの以上に貢献しなければ「恥」だとする、会社への過剰な従属意識の弊害
  • 雇用のルールをどうすればいいか

    2月17日付の「読売新聞」(朝刊)の「はたらく」という連載欄に「転職しやすい社会に」という見出しでインタビュー記事を載せて貰った。 正社員の解雇の仕組みを整えるべきだということと、転職の際に不利や障害のない仕組みにした方がいいということの二点を意見として取り上げて貰ったが、雇用に関する制度設計では複数のルールをセットで考える必要があるし、紙面も限られていたので、現時点で、雇用のルールがどのようであれば望ましいと考えているのかについて、列挙してみる。ごく大雑把なもので、まだまだ変化の余地があるが、備忘のメモ代わりだ。 (1)正社員の指名解雇が出来る仕組みが必要 会社にとって望ましい人的資源配分をなるべく低コストで且つ予想できるコストで達成できるようにするためには、正社員であっても、会社が任意に選んだ社員を解雇できることを手続きと補償を含めて明確にルール化することが必要だ。 企業に利益の追求と

  • 核家族という「ぜいたく」

    先日、とある大人の勉強会で、高齢化問題について議論した。レポーター(この問題の専門家だ)の話の中で強く印象に残ったことの一つは、在宅介護は能率が悪いし、人口構造的に無理なのだという話だった。在宅介護ではなく、施設介護を中心に物事を考えるべきであり、たぶん、「それしかない」。 たとえば、在宅の高齢者に入浴サービスを提供する場合、専門の車にスタッフが乗って高齢者宅をお邪魔する形だと、一日に4、5人程度までしか対応出来ないのに対して、施設にいる高齢者ならうまくやれば15分程度で1人入浴して貰える。能率の差は圧倒的だ。事も外出も同様だろう。 また、現在、主に親の介護の主力になっている年齢層は団塊世代を中心とする人口の厚い年代だが、やがて、少子化が介護にも影響して、そもそも介護の手が足りなくなってくる。しかも、共稼ぎ世帯が増えているから、二人の稼ぎ手の一人が介護にかかり切りになると、収入にも大きく

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    「核家族はぜいたく」なのであり、経済的に余裕のない場合は、何らかの規模の経済が働く暮らし方を考えるべき
  • 葬式とお墓について

    新年向きの話ではないが、葬式とお墓について私の考えを述べたい。 私は、結婚式、葬式などの「式」には出席しないことを基方針としている。時間が惜しいからということもあるが、パーティーや飲み会は好きだしよく出る方なので、要は「式」の部分が気に入らないのだ。 たいていは、お祝いなり、香典なりを金一封送って、式は欠席させて貰う。 結婚式は過去20年くらい出た記憶がない。記憶にある最後は、会社の友人の二回目の結婚披露パーティーだったと思うが、それ以来出席していない。 私は現在52歳だから、同年代の友人結婚することは少ないし、まだ子供が結婚する年でもない。そんなこともあって、ここしばらくお祝いも送っていない。 私自身も結婚式はやっていない。 「結婚する」と北海道にいる父親に言ったところ、彼が東京にやって来て、「親戚への挨拶ということもあるから、結婚式くらいはやれ」と言った。 私は、「いいや、式はやら

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
     以外と頑固だなという印象
  • サンデル先生の「正義」の授業について思うこと

    年始にNHK教育で、ハーバード大学のマイケル・サンデル先生の授業をTV番組化した番組の再放送を見た。全て見たわけではないが(見てない回が気になるので、その後、DVDを買った)、授業として実に素晴らしいと思った。 サンデルの「これからの『正義』の話をしよう」は昨年読んでいた。率直にいって、彼の正義論には賛成できない点があるのだが、授業は実にいい。サンデル先生個人の印象もまた悪くない。付き合ってみると感じの言い方ではないだろうか(もっとも、ああ見えて変な癖がある人物だ、ということなら、それはそれで人間として興味深い!)。 聴衆はそこそこ以上に優秀な学生なのだろうし、グループ分けして指導者を付けて予習をさせた後で授業に出席させているらしいから、どこの大学、どの先生でも真似できるというものではないだろうが、模範的な授業だと思う。 サンデル先生に「賛成できない点がある」などと書くと、暇で且つ気の立っ

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    溺れつつある二人の子供のうち、自分の子供から助けるのは、それが正義だからではなくて、ただそうしたいからだと理解するほうがいい。
  • 「手帳系」人生論へのひそかな違和感

    あるビジネス雑誌の編集者と話している時に、「手帳系」と名付けた一連のビジネス人生論及びその論者たちがある。個々の論者に批判を向けたいわけではないので、「手帳系」の人名を挙げるのではなく、議論の共通点を拾うと、以下のような内容になる。 (1)人間は将来の夢(目標)を具体的に思い描くことが大事だ。 (2)当に強く願えば夢は叶う(叶わないとすれば願い方が足りない)。 (3)夢の実現に向かって計画を立てよ。これを手帳に書いて、毎日眺めて、実行をチェックすると、夢は叶う。 「手帳系」の質は、長期的計画とその実行の有効性を語っているだけなので、それ自体が批判の対象になるようなものではない。しかし、幾つか素直に頷けない点がある。 先ず、「手帳系」の有効性を語る話者が、メソッドの有効性を「事後的に」語っているのではないか、という胡散臭さだ。 「起業して、上場を果たす」というくらいの、ある意味ではほどほ

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    たまたま飲みに行って会った相手が面白くて、且つ役にも立った、というような出会いが人生の面白味でもある/もっと、運や偶然を楽しんだり、更に一歩進めて生かしたりする余裕や遊び心/候補者の多くが、拘りを持
  • 夫の小づかいは投資か消費か

    58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 夫の小づかいは、将来に向けた投資であり、保険でもある。そして、期待リターンも高い。に対してそう言い切れるならどんなに好都合か、と思われる男性読者も少なくなかろう。しかし、説得力がない。特に、若い読者は、花輪陽子氏の新著『節約せずに年間200万円貯める方法』(大和書房)を購入して、家の適当な場所に置いておくといい。 このの趣旨は「小づかいをケチるより、やるべきことがあります」とあるとおり

  • 危ない金融商品セールス4つの特徴

    やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 ある投資信託会社のセミナーにお邪魔したら、お客さんとの質疑応答の最後に「危ない金融商品のセールスの特徴を教えてください」と質問された。予想

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    化粧品、健康食品、生命保険、霊感の壷、家のリフォーム等の粗利の大きな「怪しい商品」は、顧客が焦るような「大変な状況」をイメージさせたうえで、そのソリューションとして売り込むのが定石
  • 若い社会人へ おカネ7ヵ条

    58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 獨協大学で担当している「金融資産運用論」の試験が先日終わった。採点してみると、まずまずの出来だった。受講者の中には今学期で卒業する学生も多い。彼らへのはなむけの意味も込めて、若い社会人がおカネに関して注意すべき点を7ヵ条にまとめてみる。 その1、生命保険に入るな。日のオフィスには生命保険会社のセールスが出入りすることがある。こうした職場では、先輩社員が新人社員を生保のセールスに「いけにえ

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    もらう以上に使わない/給料の数ヵ月分程度の資金を早く貯める/会社の近くに住む/自己投資におカネ(と時間)を使え/マーケットを見よ
  • 若い社会人へ おカネ7ヵ条

    58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 獨協大学で担当している「金融資産運用論」の試験が先日終わった。採点してみると、まずまずの出来だった。受講者の中には今学期で卒業する学生も多い。彼らへのはなむけの意味も込めて、若い社会人がおカネに関して注意すべき点を7ヵ条にまとめてみる。 その1、生命保険に入るな。日のオフィスには生命保険会社のセールスが出入りすることがある。こうした職場では、先輩社員が新人社員を生保のセールスに「いけにえ

    yoko_kitchen
    yoko_kitchen 2012/03/16
    保険に入ったつもりで保険分貯蓄すること/借金をするな/すでに借金を持っている人は、これを返済することが、どんな運用よりも有利/クレカのリボ払い/