「水を一日2L(リットル)飲むとよい」との教えを信じて、毎日せっせと大きなペットボトル入り飲料水を消費している人が多数います。「ダイエット効果がある」「デトックス(解毒)効果がある」「血管がきれいになる」などといわれ、痩せたいと願っている人や健康を求める人が実践しているようです。 しかし、それに異を唱える医師も多くいます。実際のところ、ダイエットや健康のために2Lの水を飲むべきなのでしょうか。 水を2リットル飲むように推奨する根拠とされているのは、水を飲むことで基礎代謝が上がり消費カロリー量が増える、そのため肌がきれいになるなどの美容効果も得られるというものです。また、血液がサラサラになり、リンパ液の流れもよくなるため、体温も上がり免疫力も高まるといいます。 確かに、水を飲むと血液の循環がよくなる効果はあります。したがって、特に動脈硬化や高血圧など血管系の疾患リスクがある人は2Lくらいの水
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