直線的なデザインが美しいペン先は、書く時のブレもほとんどない。精巧に作られた重量感のある金属パーツも見事(画像クリックで拡大) ありそうで、なかなかないのが、ごく普通のデザインに見えながら、きちんとデザインされた、さりげなくキレイなボールペン。ZOOM 980は、その要望にかなり応えたペンだろう。 黒が際立つ直線的なデザインは、その長さの割には、ホンの少しだけ細身。そのバランスが絶妙なので、これといった飾りがあるわけではないのに、妙に目を引く。さらに、キャップが通常よりやや短く、その分、全体の重心もペン先に来るように設計されている。それが、デザイン上のポイントになっていると同時に、書く時の重心バランスのよさにも繋がっている。 胴の真ん中だけが真っ黒で、それ以外の部分は限りなく黒に近い焦げ茶色だったり、少しだけ傾斜が付けられた尻軸の形とか、キャップから大きくはみ出したクリップの形状とか、尻軸