部門別の売上高を見ると、ゲーム部門の売上高は前年同期比16%増の28億8000万ドル、自動運転に使う半導体などの自動車部門の売上高は37%増の3億4600万ドルだった。データセンター部門の売上高が262億7200万ドルと1年前の2.5倍に伸び、売上高全体の約87%を占めた。巨大テック企業がAI半導体への投資に巨額の資金を投じており、エヌビディアの収益が拡大する構図が続いている。 フアンCEO「ブラックウェルに対する信じられないような需要がある」 データセンター向けと比べると売上げ規模ははるかに小さいものの、エヌビディアが展開する車載向け中核半導体「DRIVE Thor(ドライブ・ソー)」は、今後、車が「移動するIot機器」であるエッジコンピューターとしての認識が広く強化されるようになった時、エヌビディアの業績にさらなる貢献をしてくれるだろう。 「DRIVE Thor」は、自動車業界で最も重