繁栄の手段 Means to Prosperity (1933) ジョン・メイナード・ケインズ *1 訳:山形浩生*2 2023 年 1 月 18 日 *1 著作権消滅 *2 ©2023 山 形 浩 生 ク リ エ イ テ ィ ブ コ モ ン ズ ラ イ セ ン ス 表 示 4.0 (https:// creativecommons.org/licenses/by/4.0/) 禁有断転載、有断複製。 i この小冊子は、The Times で 1933 年 3 月に発表された 4 本の論説を拡張したもので ある。 iii 目次 第 1 章 問題の性質 1 第 2 章 国内の拡大 3 第 3 章 物価の引き上げ 7 第 4 章 世界経済会議の提案 11 第 5 章 国際通貨発行と金本位制 17 第 6 章 結論 21 1 第 1 章 問題の性質 我々の貧困が、飢餓や地震や戦争のせいなら — —