先日購入したPRESIDENT(2013.6.17号)は、添付の表紙写真にあるように、がん特集。非常に読み応えあって良い特集だったと思うが、一番下の「近藤誠 『もしも医者から、末期がんと言われたら』」が、また「あちゃ~」という内容だった。 近藤誠センセイは、著書の売れ行きも絶好調のようで、今年のベストセラーでBest3に入っている(トーハン調べ)。以前のエントリー「近藤誠医師の”抗がん剤は効かない”への処方箋」でも書いたが、彼の語り口というか書きぶりは非常に明快で、マーケティング的には素晴らしい。しかしながら、肝心の中身は玉石混交で、「石」の部分は「有害」とも思える。2年前よりさらにプレゼンスが高まって、信者も増えていると見える現在、警鐘の意味で敢えて筆をとり、素人がついつい「騙されてしまう」近藤誠医師の論法を検証していく。 <「150人以上に及ぶ実績」って???> いつも思うことなのだが
![もしも近藤誠センセイから「がんの放置治療」をすすめられたら - メディカル・インサイトの社長日記<Part.2>](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/be025b87f85dd5eaa991f65f3d905b55fa36d082/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhealthsolutions%2F20130608%2F20130608103724.jpg)