印刷 赤い服を着せられた御堂筋の彫刻=大阪市提供赤い服を着せられた御堂筋の彫刻=大阪市提供 大阪市は25日、御堂筋の歩道に置いたブロンズ彫刻の人物像19体に、赤い服のようなものが着せられていたとして、大阪府警東署に通報したと発表した。壊されるなどの被害はなく、市の担当者は「夜中から明け方にかけて着せたのだろうが、相当手間がかかったはず」と話している。 市によると、赤い服が着せられていたのは御堂筋の淀屋橋交差点〜心斎橋交差点にある29体のうちの19体で、ほとんどが女性像。出勤途中の会社員が見つけ、午前9時過ぎに市職員が現場を確認。3人がかりで約1時間かけて撤去したという。 服はワンピースタイプで、同じ赤の染料で染めた布を使い、それぞれの彫刻の大きさに合わせて作られたと見られるという。担当者は「誰が、何のためにこんな手の込んだことをしたのか見当がつかない」。 関連リンク大阪府のニュースは