健康への関心が高まり、一躍有名になった「リコピン」。トマトの赤い成分というのは知っているけれど、いつ、どう摂ると良いのか分からない…という方も少なくないのではないでしょうか。 リコピンとは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分・カロテノイドのひとつ。β-カロテンなどの仲間といえば分かりやすいですね。リコピンの含有量を野菜の中で比較すると、トマト、にんじんの順番で多く、トマトとにんじんは約118倍の違いがあります。そんなリコピンをぜひ積極的に取り入れたいものですが、効率良く摂る方法はあまり知られていないので、まとめてご紹介します。 リコピンは油と一緒に摂ると吸収率アップ リコピンは油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップ!リコピン摂取の点から考えると、利にかなっているのがイタリア料理。トマトにオリーブオイルを合わせるカプレーゼなど、おいしく食べる調理法がたく