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ブックマーク / www.jstage.jst.go.jp (155)

  • フルボ酸とアンチエイジング

    皮膚老化は皮膚が人間の最も表面にある臓器ゆえに,経時的,遺伝的な内因的要因だけではなく,日光や大気などの外的要因も老化現象に影響を及ぼす。皮膚のたるみやしわの大きな原因は皮下組織の線維芽細胞の細胞数減少や結合組織構成タンパクの分泌能低下,日光などの外的ストレスが原因となるコラーゲン分解亢進などが主な原因となって起こることが知られている。フルボ酸は腐植物質より抽出される自然由来の物質であるが,キレート作用や pH 緩衝作用,細菌増殖抑制作用や,湿疹に対する有用性の報告がある。このフルボ酸が線維芽細胞やコラーゲン分解に直接的に関与する matrix metalloproteinase (MMP) に対してどのような効果をもたらすか調べた。細胞は正常人成人の皮膚線維芽細胞を使用し,細胞のバイアビリティは Calcein-AM を使用した細胞のエステラーゼ活性を測定することにより,MMP の阻害作

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    yonepon39 2024/06/07
    2012年 肌の繊維芽細胞を活性化させ、コラーゲン分解を抑制することでアンチエイジングに有効
  • 肌のくすみの計測 (第2報)

    加齢にともなう肌表面の物理特性-凹凸や透明度-の変化と, 目で見て感じるくすみとの関連を明らかにすることを目的として, 肌表面微小凹凸度と皮膚分光透明度という2つの物理特性値を新たに定義し, その数量化の方法を考案するとともに, 前報で報告したくすみ度Yと, それら2つの物理特性値間の相関関係を調べた。 結果として, メラニンの多寡による呈色度合いM1と血流・血行のよしあしM3のほかに肌表面微小凹凸度, 皮膚分光透明度という2つの物理特性値を新たに追加することによって, 目で見て感じるくすみをより精緻に, より客観的に数値化できることを示唆するデータが得られた。

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    yonepon39 2024/05/21
    1997年 肌のくすみの原因は血行不良とメラニンと肌のでこぼこ
  • 肌のくすみの計測 (第1報)

    肌のくすみはよく知られた現象であり多くの女性にとって美容上の悩みの1つである。しかしながら, くすみの生理学的定義や発生メカニズムについてはいまだ定説がない。そうした中でメラニン色素や, ヘモグロビンの量の変化がくすみの原因の1つであるとされているが, その関連は明確にされていない。 見た目で感じるくすみは, 心理物理的現象であり, 皮膚から反射された光そのものを調べてみる必要がある。著者らは, 見た目で感じるくすみに寄与する因子を抽出するために, 皮膚から反射される光の分光反射率を線形で表現することを試み, くすみの視感評価結果と, メラニン量や血流を反映する皮膚反射光の分光特性との間に, 有意な相関を見いだした。

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    yonepon39 2024/05/21
    1997年 肌のくすみの原因は血行不良とメラニン
  • 食用きのこに含まれる抗酸化活性の評価

    市販されている9種の用きのこの抗酸化活性をクロシン退色法,フォーリンチオカルト法,そして1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル消去法の3種類の方法により測定した.9種類の内,ツクリタケが最も高い抗酸化活性(0.22mmol Trolox当量/g新鮮重量)を示した.さらにツクリタケの抗酸化活性は熱に安定であった.抗酸化活性は抽出溶媒および抗酸化活性の測定法の違いにより変化した.このことはきのこには様々な抗酸化物質が含まれていることを示唆するものであった.

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    yonepon39 2023/11/07
    2012年 きのこに含まれる様々な抗酸化物質が、肌や体の活性酸素を中和
  • グルコン酸のヒト腸内菌叢に及ぼす影響

    グルコン酸の各種腸内細菌によるin vitroでの利用性, およびヒトに摂取させた時の糞便中の腸内細菌叢に与える影響について検討した.グルコン酸はBifidobacterium属の中ではB. adolescentisgroup に選択的に利用され, Clostridium clostridioforme, C. innocuum, Propionibacterium acnes, Megasphaera elsdenii, Enterococcus faecium, Klebsiella pneumoniaeなど一部の菌種にも利用されたが, Bocteroidaceaeをはじめ多くの菌種には利用されなかった.健康成人男子10人に1日9gのグルコノデルタラクトン (グルコン酸の無水物) を摂取させた結果, Bifidobacteriumが有意 (p/I<0.001) に増加し, Costri

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    yonepon39 2023/11/07
    1994年 酢に含まれるグルコン酸は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれます。
  • 食品の機能性と発酵による変化

    発酵品における機能性成分の研究は幅広く行われているが,発酵茶についての機能性成分の研究は,これまであまり知られていない。解説では,お茶の発酵品として,わが国では馴染みが少ない中国の黒茶について製法,種類,微生物,抗酸化性,機能性成分の面から研究成果をわかりやすく,興味深く紹介していただいた。また,大豆発酵品の抗酸化能について,測定方法と機能性成分であるイソフラボンの変換の関連をわかりやすく解説していただいた。解説の著者は,発酵による品の機能性成分の生成には,まだまだ知られていない部分が多くあることを述べている。

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    yonepon39 2023/11/07
    2013年 発酵することで、抗酸化作用が2倍近くに増える
  • Probioticとしての納豆菌の作用

    プロバイオティクス (probiotics) とは,「宿主の腸内菌叢のバランスを改善することにより, 宿主にとって有益な作用をもたらす生きた微生物, 並びにそれらを含む贔」と定義される。プロバイオティクスの効果としては, 腸内菌叢の改善, 腸管感染症下痢症の改善, 便秘の解消, 免疫機能向上, 血圧低下などが報告されている。ここでは, 腸内菌叢と腸管免疫システムについての概説と, 大豆発酵品である納豆に関与する納豆菌や納豆のプロバイオティクスとしての作用について, 解説していただいた。

    yonepon39
    yonepon39 2023/11/07
    2003年 納豆が腸内環境を改善する
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    yonepon39 2023/11/01
    2020年 カモミールティーに多く含まれるアピゲニンに筋肥大効果と抗癌作用
  • 皮膚常在菌の皮膚状態に与える影響

    A large variety of microorganisms such as Propionibacterium acnes and Staphlococcus epidermidis exist on the human skin surface, forming a skin microbial flora. This flora is likely to influence the skin surface defence and the skin surface condition. This report covers the correlation between the skin microbial flora and the skin surface condition. We found that the larger numbers of P. acnes are

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    yonepon39 2023/08/10
    1994年 表皮ブドウ球菌は有害な過酸化脂質による皮膚状態の悪化を防ぐ
  • 健常女性の皮膚常在菌叢と皮膚の性状

    The microbial flora of the facial skin was examined through the year for 41 healthy female subject. In order to study the relationship between microbial flora and skin surface conditions, physiological parameters (skin surface lipid, skin surface morphology and Transepidermal Water Loss) were also determined. The facial skin types were classified by skin surface lipid and skin surface morphology.

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    yonepon39 2023/08/10
    1986年 皮膚常在菌を整えることで、インナードライ(乾燥性脂性肌)が改善する。
  • 美容良導絡

    Online ISSN : 1884-7595 Print ISSN : 0913-0977 ISSN-L : 0913-0977

    yonepon39
    yonepon39 2023/04/07
    2008年 シミが鍼治療で完治した例
  • Tea Catechins : Functions and Applications

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    yonepon39 2023/04/07
    2000年 茶カテキンが老化、食中毒、インフルエンザ、胃がん、血圧上昇、血中コレステロール、血糖値上昇、腸内環境に効果あり
  • 毛穴の開大と角層のカルボニル化タンパクおよびカタラーゼ活性との関係

    近年,目立つ毛穴に対するケアは市場の注目を集めており,毛穴開大のメカニズムの解明とその抑制方法の開発は化粧品技術者にとって大きな課題となっている。研究は,目視による毛穴開大の印象を表すパラメーターを確定することと,毛穴開大のメカニズムに対する酸化ストレスの関与を明らかにすることを目的とした。はじめに,われわれは毛穴が目立つと認識される毛穴面積を0.04mm2 以上と定義した。また,測定野あたりの毛穴総面積,毛穴平均面積および開大毛穴個数を毛穴パラメーターとして算出し,これらが目視による毛穴開大の印象と相関を有し,さらに毛穴総面積は年齢とも相関を有することを明らかにした。次に,毛穴開大のメカニズムを明らかにするために,角層より得られた有核細胞率,多重剥離度,カタラーゼ活性およびタンパクのカルボニル化レベル (SCCP) の各角層パラメーターと毛穴総面積との相関について調査した。毛穴周辺部全

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    yonepon39 2023/02/24
    酸化ストレスが開き毛穴の一因になっている。
  • https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan/106/9/106_578/_pdf

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    yonepon39 2023/02/14
    2011年 昔ながらの貯蔵した本みりんに強い抗酸化性と血圧抑制効果が期待できるが、貯蔵してない純米本みりんは弱く、みりん風調味料にはほぼない
  • Effect of malted-rice amazake on intestinal environment

    There are two types of amazake: malted-rice amazake and Sake lees amazake. It has been reported that Sake lees amazake improves human intestinal flora and relieves constipation. But there is no report on malted-rice amazake for improving constipation. The purpose of this study is to conduct a long-term ingestion test on humans and consider whether intake of malted-rice amazake will improve constip

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    yonepon39 2023/02/14
    2019年 米麹甘酒の摂取により、腸内細菌叢の構成や腸内環境が変化し、便秘が改善。
  • Evaluation of the innate immune-stimulating activity of amazake using a silkworm muscle contraction assay

    We evaluated the innate immune-stimulating activity of amazake using a silkworm muscle contraction assay. Sake cake, a raw material used to make amazake, had high innate immunity-stimulating activity, whereas rice malt, another raw material used to make amazake, did not, even after fermentation. These results suggest that the silkworm muscle contraction assay is a useful tool to screen foods with

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    yonepon39 2023/02/14
    2017年 酒粕と米麹を一緒に摂ると自然免疫がアップする
  • セリシンタンパク質の抗酸化性についての考察

    セリシンタンパク質の抗酸化性についての考察 ○武智多与理1)、原田和樹2) 1)平安女学院大学 2)水大校 【目的】蚕の繭を構成するセリシンは、絹糸タンパク質であるフィブロインを接着するタンパク質であり、繭に20~30%含まれている。近年になりセリシンの物理・化学特性(粘性,乳化性,抗酸化性,チロシナーゼ阻害活性等)が報告され、化粧品や医薬品分野での利用が提案されている。私たちは、セリシンの様々な化学的特性の中の抗酸化性に着目し、具体的な抗酸化活性値を明らかにすることを試みた。研究では4種類の方法を用いてセリシンのラジカル捕捉活性を測定し、その抗酸化性について検討した。 【方法】セリシン試料は、異なる繭から調整したセリシン粉末2種類(緑繭、白繭由来)を使用した。緑繭はあざやかな黄色の繭で、セリシン粉末にケルセチンなどのフラボノール色素を含んでいる。抗酸化測定試料は、セリシン粉末に水を加え

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    yonepon39 2023/02/04
    2011年 セリシンたんぱくに強い抗酸化作用
  • Silk Protein, Sericin, Inhibits Lipid Peroxidation and Tyrosinase Activity

    This study provided the first evidence for an antioxidant action of the silk protein sericin by showing that sericin suppressed in vitro lipid peroxidation. Furthermore, sericin was found to inhibit tyrosinase activity. These results suggest that sericin may be a valuable natural ingredient for food and cosmetic industries.

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    yonepon39 2023/02/04
    1998年 シルクたんぱく質のセリシンに①シミ・そばかすを防ぐチロシナーゼ活性阻害効果と②抗酸化作用があることをはじめて発見
  • 高温高圧方法による低分子フィブロインのチロシナーゼ活性阻害

    Online ISSN : 1881-1698 Print ISSN : 1880-8204 ISSN-L : 1880-8204

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    yonepon39 2023/02/04
    2002年 シルクの低分子フィブロインたんぱくにシミ・そばかすを防ぐ作用
  • 皮膚老化概論:酸化ストレスと糖化ストレス

    皮膚の老化の機序を考える上で光老化による酸化ストレスと糖化ストレスは大きな要因となっている。紫外線は活性酸素やフリーラジカルを介して皮膚に酸化ストレス障害を惹起し,色素細胞のメラニン産生刺激と角化細胞の遺伝子損傷はシミ形成に,線維芽細胞刺激はシワ形成に関わる。糖化ストレスは次に大きな皮膚老化の原因である。これは還元糖,脂質や酒由来のアルデヒドによる蛋白修飾が主反応で,カルボニル化蛋白ならびに糖化最終産物(advanced glycation end-products: AGEs)を生成,さらにはRAGE(receptor for AGEs)に結合して炎症性サイトカイン産生を促す。RAGE は免疫応答細胞のみならず皮膚線維芽細胞にも存在する。コラーゲン糖化は皮膚弾力性低下,エラスチンの糖化はたるみを惹起する。近年,AGEs が色素細胞を刺激してメラニン産生を助長することが明らかになった。すな

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    yonepon39 2023/02/01
    2019年 酸化ストレスと糖化ストレスがシワやたるみシミの原因になる。