「英語なんて言葉なんだ。こんなものやれば誰だってできるようになる!」東進ハイスクールのCMでそう言い切り、一躍有名になった安河内氏。今では日本における英語教育の第一人者とも言えるほどの活躍をしている。キャンパス内にすべての会話を英語で行う施設「英語村」を持ち、2016年度からは1年間の留学がカリキュラムに組み込まれている国際学部を新設する近畿大学が、安河内先生に「日本人が抱える英語学習の問題点」や「英語を学ぶ意義」について聞いた。 「完璧な英語」を追い求めるな! ー安河内さんは、講師として多くの学生や社会人に英語を教えてきたと思いますが、ズバリ英語学習のポイントは何でしょうか? そもそも間違った英語学習をしている人が多いんですよね。社会人になっても中学や高校でやったのと同じ受験英語のやり方で英語を勉強しているから伸びないんです。まずは細かい文法を完璧にマスターしようとしてしまう。 僕も大学