■タイトル「純と愛」について ヒロイン・狩野純(かのうじゅん)は、正義感が強く、他人が面倒がって敬遠することにもついつい首を突っ込むお節介で熱い女性。一方、待田愛(まちだいとし)は弟を亡くして以来、人生を悲観的に歩んできた冷めた男。名前を素直に「いとし」と呼ばれないこと、そして過去の自分と決別したいという思いから、人には「あい」と呼んでくれと自己紹介している。そんな凸凹の男女が恋に落ち結婚。悲しみは半分、喜びは数倍!「金や名誉じゃなく人の喜ぶ笑顔が見たい」と奮闘するふたりのラブストーリー。それが連続テレビ小説「純と愛」です。 ■企画意図 現代を「孤族の時代」と表現することがあります。人づきあいが苦手で、買い物はインターネット、適齢期の男女の半数が恋人を作らない時代です。一方で、震災以降、結婚ブームが起きました。困難に直面した時、頼りになるパートナーの「ぬくもり」がほしいと思う人が増えたから