タイ・バンコクの北東350キロ、深い森の中にあるスカトー寺で修行して21年。悩みを抱えた日本人の来訪が相次いでいる。相談体験を織り込んだ自叙伝「『気づきの瞑想(めいそう)』を生きる」(佼成出版社)を8月に出版した。 学生時代、障害者や難民の支援活動に参加するが、人間関係に行き詰まる。そんな時、仏教の教えを基に社会問題に積極的に取り組むタイの僧と出会った。タイに留学し、「3カ月のつもり」で出家した。現在、寺の副住職。 毎日、午前4時から読経し、その後、地元の村で托鉢(たくはつ)。道端で手を合わせて待つ子どもやお年寄り。湯気の立ち上るご飯が次々と布施される。村中を走り回る犬や鶏。命が満ちあふれる。 この10年、約300人の日本人が相談に訪れた。何度も自殺を図った人もいる。寺に泊めて、何日も話を聞く。托鉢に連れて行き、笑顔いっぱいの村人と接してもらう。 「今、日本では人と人のつながりが失われ、孤
【ウィーン=玉川透】オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞を受け、国際原子力機関(IAEA)とともに05年に同賞を受賞したエルバラダイ事務局長は9日、「平和な世界への希望を再び燃え上がらせてくれた」と歓迎する声明を発表した。 特集:ノーベル賞 授賞理由の全文など エルバラダイ氏は「オバマ氏をおいてこの栄誉にふさわしい人物を思い浮かべられない」と絶賛。「核なき世界」実現をめざすオバマ氏の受賞を追い風に、「核の番人」としてのIAEAの活動にも弾みがつくことに期待した。 また、包括的核実験禁止条約(CTBT)機関準備委員会のトート事務局長は9日、同条約の早期発効に意欲を見せるオバマ大統領の受賞を歓迎する声明を発表。「オバマ氏がめざしている核軍縮の達成は険しい道のりだが、受賞は助けになるだろう」と期待した。
ノルウェーのノーベル賞委員会は、09年の平和賞をバラク・オバマ米大統領に授与することを決めた。その理由として、オバマ氏は多国間外交と人びととの協力を強化することに並はずれた努力をした。とりわけ、オバマ氏の核なき世界についてのビジョンや働きを重視する。 オバマ氏は、大統領として国際政治において新たな機運を作り出した。国連やその他の国際機関が果たすことのできる役割を強調したことで、多国間外交が中心的な位置を取り戻した。最も困難な国際紛争を解決する手段としても、対話と交渉が好まれるようになった。核なき世界のビジョンは、核軍縮や武器をめぐる交渉を力強く激励した。オバマ氏の主導のおかげで、米国は世界が直面する気候変動の挑戦に立ち向かう上で、これまでよりも建設的な役割を果たしている。民主主義と人権も強化されるだろう。 オバマ氏ほど、よりよい未来へ人々に希望を与え、世界を引きつけた人はほとんどおらず
ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、今年の平和賞を米国のオバマ大統領に授与すると発表した。
10月8日、パレスチナ自治区のガザ地区にある動物園で、白いロバがシマウマの模様に染められて登場(2009年 ロイター/Mohammed Salem) [ガザ 8日 ロイター] パレスチナ自治区のガザ地区にある動物園で、2頭の白いロバがシマウマの模様に染められて登場し、来園した子どもたちを喜ばせている。 長い耳や眠そうな目をしたロバたちがライオンをだます事は難しそうだが、シマウマを見慣れていない人が遠くから見るのであれば、なかなかの出来。 動物園のオーナーらによると、経済封鎖されているガザにエジプトから本物のシマウマを密輸するのは4万ドル(約360万円)と費用がかかりすぎるため、マスキングテープと女性用の白髪染めを使って模様を付けたという。 【関連記事】 ・ イスラエルのガザ攻撃、「双方に戦争犯罪」=国連報告書 ・ 米大統領、22日にNYで中東和平3者会談開催へ ・ 米大統領、2
AKB48が、フランス・カンヌで10月5~7日(現地時間)に開催された国際テレビ番組見本市(mipcom)に、総合プロデューサーの秋元康とともに招待された。 AKB48のメンバーは10月3日から現地入り。イベント参加のほかにも、NHKや共同通信の密着取材、写真集の撮影などが行われた。 大きなサイズで見る(全4件) 9月末に初の海外単独公演をニューヨークで実施し、大成功を収めたAKB48。今回渡仏したメンバーはニューヨーク遠征組を一部含む12人で、5日夜に業界関係者向けに開催されたオープニングパーティで20分強のステージを2回披露した。 このパーティで、AKB48は代表曲「会いたかった」から「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」といったヒット曲まで計6曲を熱唱。海外の業界関係者を前に緊張気味のメンバーだったが、6曲中2曲を英語で、1曲をフランス語で歌いきった。またMCは英語で行われ、特に2
IOCのロゲ会長は5日、記者会見し、東京など16年夏季五輪招致に敗れた3都市が再挑戦する意義について、「間違いなくある。成功しなかった点を学んで修正する。まさにリオデジャネイロがしたことだ」と、2大会連続3度目の挑戦で勝ったリオを例に挙げて再起を促した。 また、18年冬季五輪以降の立候補都市には、ドーピング違反を調べるために警察が選手村などを捜査する権利を有する法整備を義務づける意向を明かした。06年トリノ五輪ではイタリアの国内法に基づき捜査が行われ、禁止薬物などの摘発につながった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く