事故があった諏訪大社の下社春宮の御柱=長野県下諏訪町 長野県下諏訪町の諏訪大社の下社春宮で開かれていた御柱(おんばしら)祭で、8日午後5時ごろ、御柱を建てる際、柱に乗っていた男性3人が、柱から落下した。諏訪署によると、このうち増沢徳寿さん(45)=岡谷市=が死亡、平田和也さん(33)=同市加茂町=が重体の模様。柱は約18メートル。 諏訪大社の御柱祭は6年に1度開かれる大祭で、社殿の四隅にあるモミの大木を建て替える。4月にある「山出し」で新たな御柱となる巨木が山から里へ曳(ひ)き出され、5月の「里引き」で、上社、下社の四隅に計16本の御柱が建てられる。