一般的な情報源では得られにくい視点を、経済評論家の勝間和代が独自の切り口や事例による考察で先読みします。 今週は、コンテンツに払っていいと思う値段を考えたいと思います。 以前、マッサージの考察で、だいたい、人間へのサービスは1時間6,000円が相場になるわけを検討しました。 また、今週からi-Podへのダウンロードサービスであるi-Tunesへの邦楽解禁がとうとう始まり、話題になっています。 どうも、私たちは雑誌にしろ、音楽ダウンロードにしろ、月額課金にしろ、だいたい100~300円をコンテンツの相場と考えており、それが数千円になった瞬間に、うーーーんとか考えるような気がします。 では、なぜそんな感覚になるのか。こんな計算をしてみました。 まず、私たちにとってもっとも身近なコンテンツ市場はどこか。それは、地上波のテレビサービスです。 このマーケットの大きさが、日本ではだいたい2兆円くらいで