アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2015年8月19日、同国におけるソーシャルメディアなどの利用状況を調査した報告書【Mobile Messaging and Social Media 2015】を発表した。今回はその中から、主に討議などで用いられる投稿型サービス、例えばredditやDigg、Slashdotなどと、シンプルなネット上のスクラップブック的サービスTumblrの利用状況を確認していくことにする。 今調査はアメリカ合衆国在住の18歳以上の男女に対し、電話によるインタビュー形式で行われたもので、有効回答数は1907人。うち672人は固定電話、1235人は携帯電話で実施されている。携帯電話による回答者のうち730人は固定電話を有していない。回答者のうちインターネット利用者は84.5%。 インターネットの普及浸透、特にスマートフォンの普及率の上昇に
LINE、Facebook、Twitter、そしてmixi…主要ソーシャルメディアなどの利用状況の変化(最新) この数年でコミュニケーションの様式を大きく変化させた要因の一つに挙げられるのがソーシャルメディア。スマートフォンと相互作用する形で普及率はうなぎのぼりとなり、さまざまな社会・経済方面にも影響を与えている。今回は総務省情報通信政策研究所が2023年6月23日に発表した「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」などの調査結果をもとに、数年間にわたる主要ソーシャルメディアなどの利用状況を確認していくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。 次以降に示すのは日本における主要ソーシャルメディアとして挙げるLINE、Facebook、Twitter、そしてmixiの、「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」における利用状況。LIN
Facebook、X(Twitter)、LINE、そしてmixi…4大ソーシャルメディアの利用状況(最新) インターネットを用いた意思伝達手段としては、今や電子メールよりも使っている人も多いであろうソーシャルメディアやその類似サービス。しかしその利用実態はサービスによって大いに違いを見せているとの話もある。自ら内部データを公開しているところもあるが、おおよそは企業秘密として非公開なのが現状。そこで今回は総務省情報通信政策研究所が2023年6月23日に発表した「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の調査結果を基に、利用状況にメスを入れることにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。 ほとんど携帯電話経由のLINE 調査要項などは今調査に関する先行記事【主要メディアの利用時間(最新)】を参考のこと。 次以降に示すのは、各サービスの利用をどの種類の
趣味の多様化やスマートフォンをはじめとするデジタル機器の浸透、出版業界の低迷などを受け、子供達の間には本離れが進んでいると言われている。ではその「子供の本離れ」は本当に生じている事象なのだろうか。今回は環境面からの観点として、学校図書館にスポットライトを当て、学校図書館の蔵書の平均冊数や学校における図書購入費の動向を、【全国学校図書館協議会の資料データページ「図書館に役立つ資料」】における「2023年度学校図書館調査」の結果」から確認していくことにする。 学校図書館の図書数は漸増している 次以降のデータは全国学校図書館協議会が、全国の学校図書館関係者の協力によって毎年実施している調査結果を抽出したもの。まずは学校図書館の平均蔵書冊数。直近の2023年度分では小学校で9965冊、中学校で1万2244冊、高等学校で2万6534冊となった。 いくぶんの振れがあるものの、小中高ともに冊数は漸増状態
子供達が学校以外の場所で文化的、スポーツ系、さらには学習関係の習い事を行う、させられることはよくある話。学習系以外はおおよそ習い事、学習系は塾としてまとめられるが、その塾も学校での勉強内容の予習・復習と、受験対策用の勉強の2タイプに区分される。それでは子供達のうち塾通いをしている子供達はどれほどいるのか、どれだけの頻度で通っているのか。国立青少年教育振興機構が2018年8月22日に発表した「青少年の体験活動等に関する実態調査」報告書の各種公開データから、その実情を確認していく(【「青少年の体験活動等に関する実態調査」(平成28年度調査)報告書】)。 中学生までは学年とともに漸増する塾通い、しかし高校生になると… 今調査の調査要項については先行記事【果物の皮を包丁でむいたり、ぞうきんを絞ったり…いまどきの子供事情を探る】を参考のこと。 次に示すのは塾(勉強以外の習い事は除く)へどれほどの頻度
今調査の調査要綱は先行記事【じわりと下がるメディアへの信頼度、トップはNHKテレビ(最新)】を参照のこと。 先行記事の通り、今調査対象母集団では7割強が頻度は問わず、そして毎日ならば5割近くがインターネット経由でニュースを閲覧している。 それではこのインターネットニュースの閲覧者は、どのようなルートでニュースを取得しているのだろうか。おおよそ想定できる選択肢「ポータルサイト」「SNS(ソーシャルメディア)」「新聞社・通信社・テレビ放送局の公式サイト」「キュレーションサイト」と、それ以外をまとめて「その他」で提示し、複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。なお「キュレーションサイト」は2018年度から選択肢に加わっている。 直近年度では検索エンジンなどのポータルサイトに掲載されている、新聞社や通信社などから配信のニュースを見ている人がもっとも多く81.7%。次いでLINEやTwitter、Face
近場の移動には徒歩以外に自転車やバスなどが多用されるが、遠出をする、特に特定箇所を幾度となく行き来する場合、公共交通機関の代表格として鉄道が使われることが多い。運営側としては維持運営コストが莫大なものとなること、利用側としてはダイヤに気を付けなければいけない他に目的地周辺にまで路線が無ければ利用できないなど弱点・難点も多いが、利用できる限りであれば非常に有益な移動機関に違いない。昨今では省エネ・節約志向もあわせ再評価を受け、利用客も増加しているとの話も見聞きする。今回は国土交通省の【交通関係統計資料】から「鉄道輸送統計調査 年報」など各種データを取得し、日本の鉄道における利用客数などの動向を確認していくことにする。 最初に確認するのは、JR旅客会社・民鉄を問わず日本国内の鉄道を利用した旅客数の推移。JRはほぼ全国展開、民鉄は一般的に地域との密着性が強いことから、利用者数はJR旅客会社各社の
パソコンは平日31.5%の人が利用…パソコンや従来型携帯電話、スマートフォンなどの利用状況を確認してみる(最新) 総務省では2023年6月23日に情報通信政策研究所の調査結果として公式サイト上において、「令和4年度 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を公開した。多方面から情報端末の利用実態を推し量れる詳細な調査データが盛り込まれており、興味深い実態をうかがい知ることができる内容となっている。今回は今調査で判明した、直近におけるパソコンやスマートフォンなどの利用状況を年齢階層別にチェックする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。 調査要項などは今調査に関する先行記事【主要メディアの利用時間(最新)】を参考のこと。 次に示すのは主要情報端末別の年齢階層別行為者率。この行為者率とは該当期日(今件調査は平日2日分と休日1日分で実施している)のうち、連続して10分以上
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