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2020年7月5日のブックマーク (5件)

  • お弁当工場にて

    都会の列車はどこまで行っても高いビルの間をすり抜けるようにして走ります。清潔な摩天楼の小部屋の一つ一つには、きちんとした服を着た有能そうな人々が納められているのが見えます。そんな建物が無数にあって、そんな人々が無数にいることを想像すると気が遠くなってきます。 私によくなじんだ車窓からの眺めとは、駅と駅との長い間隔の間に広がるぼうぼうの木と原っぱ、そして遠くにときどき見える謎めいた工場のことです。 世の中には人間の種類を二分する様々な基準が存在しています。ある特徴を有しているかいないかでまるで違った人間になってしまうことがよくあります。ここでの特徴とは、身体的な特徴ではなく精神的なものです。 私は、工場で働いたことがあるか・ないかという基準をここに提唱したいと思います。 今、私の周りにいる人のほとんどは、工場で働いたことがないと言います。 比較的都会の比較的裕福な家庭に生まれ育ち、比較的高い

    お弁当工場にて
    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2020/07/05
    文体がとても面白い。距離をおいた語り口が計算らしくなく、病的なものに導かれるような不気味さがある。まとまった量でこのトーンを維持できるなら、小説にすると面白いのではないか。植物的で静かな呪詛を感じる。
  • コロナ感染者多数の新宿ホスト店オーナーを直撃!「悪いのは保健所。若いから重篤化しない」 | 文春オンライン

    取材班は3月以降、新型コロナウイルスのクラスターとなってきたホストクラブの内情について、たびたび警鐘を鳴らしてきた。だが、当のホストたちやオーナーの耳には届いていないようだ。 6月中旬、10人以上の感染者を出したホストクラブ「A」グループの店舗関係者はこう証言する。 「店では、従業員がコロナに罹っても、濃厚接触者の検査もせず、感染者以外のホストで営業を続けて、『コロナに負けるな』と売り上げを上げることに必死です。こんな状況なので、店舗内の感染者は増える一方なんです」 ホストクラブ「A」は、歌舞伎町の中心地の雑居ビル2Fにあり、「A」のほかに「B」や「C」など複数の系列店が営業をしている。業界では中堅グループに位置付けられる。6月中旬に「A」で数名、「B」「C」でも複数の感染者が確認されている。 ホスト店の看板が並ぶ歌舞伎町の一画 ©文藝春秋 「店は4月の緊急事態宣言の直後も、1週間ほど休ん

    コロナ感染者多数の新宿ホスト店オーナーを直撃!「悪いのは保健所。若いから重篤化しない」 | 文春オンライン
    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2020/07/05
    心情的には不快だが、たとえ法規制をかけても闇に潜る覚悟のある者には無意味。ハームリダクション的に現実解を探さないと。新宿区が陽性者に見舞金を出して検査奨励しているそうで、とても良いと思う。
  • アウシュビッツ博物館、再開に向けて新たな完全自動の全身消毒ゲート導入 ポーランドの大学が開発(佐藤仁) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    第2次大戦時にナチスドイツによって約600万人のユダヤ人、ロマ、政治犯らが殺害された、いわゆるホロコースト。ホロコーストの象徴的な存在が、110万人以上が殺害されたポーランドにあるアウシュビッツ絶滅収容所だ。先日アウシュビッツに収容されていたポーランド人収容者からの手紙がデジタルアーカイブとして公開されたり、いまだにホロコースト教育が欧米やイスラエルでは行われている。現在でもアウシュビッツ・ビルケナウ博物館として欧米やイスラエルの修学旅行生や観光客が多く訪れ、2019年には過去最高の230万人が訪問。内訳としてはポーランド人約40万人、イギリス人20万人、アメリカ人12万人、ドイツ人7万人。特に春や夏はいつも混雑しており、いわゆる密状態だ。だが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、閉鎖していた。そして2020年7月1日から再開する。 アウシュビッツに新たに設置された消毒ゲート(アウシ

    アウシュビッツ博物館、再開に向けて新たな完全自動の全身消毒ゲート導入 ポーランドの大学が開発(佐藤仁) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2020/07/05
    これ偶然の笑い話ではなく、高度に発達した都市は刑務所に似て、健康がすべてに優先される社会はファッショ的だ。見舞いも弔いも許されない社会は末世的だと思う。
  • 有名私大の軽音サークルいたけど人生のレール踏み外す奴めちゃくちゃ多くて引いたわ

    俺は普通に生きることを全くバカにする感性がなかったからちゃんと就活して同学部の連中と同じように大手企業就職した。 でも普通の仕事で生活の糧を得ることをバカにする感覚を持ってたサークル仲間はまあ傍から見て人生めちゃくちゃになった。 中退したり、ドラッグやったり、就活自体せずにワープアになったり、落書きで逮捕されたり。普通の人生のレールで踏みとどまったやつなんて半分くらいしかいなかった。 女のほうは普通に就職して結婚という黄金パターンたどる子多かったけど、実はサークル内で乱交経験、中絶経験あったりとか、自称映画監督のオッサンの愛人やってたり、色々香ばしい過去をなかったことにしてレールに戻ってきてる子ばかりだった。 怖いことだと思う。 地元のトップ校で学年上位の成績キープしてうちの大学入った、実家も裕福な将来安泰な連中がアート志向の強い(痛い)軽音サークル入ったがばっかりに人生めちゃくちゃになる

    有名私大の軽音サークルいたけど人生のレール踏み外す奴めちゃくちゃ多くて引いたわ
    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2020/07/05
    人生万事塞翁が馬よ。良くも悪くもともかく「普通」あると思ってしまうのが若さだと思う。年をとって、レールなんかどこにもなく、わけのわからん獣道みたいのが無数にあるのだと知った。
  • 「ブスいじりとかは、やっぱり廃れていっちゃう」EXIT兼近さんと藤原しおりさんが語った若者の変化と、世界の未来のためにできること

    「ブスいじりとかは、やっぱり廃れていっちゃう」EXIT兼近さんと藤原しおりさんが語った若者の変化と、世界の未来のためにできること 新型コロナウイルスの感染拡大、貧困、ジェンダー不平等、お笑いのあり方……。世界をよくするためにできることを、EXIT兼近大樹さんと藤原しおりさんと一緒に考えました。

    「ブスいじりとかは、やっぱり廃れていっちゃう」EXIT兼近さんと藤原しおりさんが語った若者の変化と、世界の未来のためにできること
    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2020/07/05
    属性いじりや自虐はダンピング、というブコメに深く首肯する。性的少数者がそれを笑いに変える芸も同様で、本人の逞しさは否定しないが、世間にステロタイプを振りまいてしまい、巻き込み被害が大きすぎる。