ブックマーク / jp.ign.com (8)

  • 【ネタバレコラム】私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由

    ついに『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をクリアした。5月12日の発売日からまる4カ月、飽きることなく毎晩のようにプレイを続けて、寄り道もたっぷりと楽しんで、120時間をかけてハイラルの大地、空、そして地底をまんべんなく冒険した。 ※作のエンディングについて語るので、稿にはネタバレがばりばり含まれる。できればクリアしてから読みにきてほしい。 記事タイトルからもわかる通り、私は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングに不満を抱いている。だが、それについて詳しく語る前に、ゲームそのものを高く評価しているという点に触れておきたい。稀にみるほどの傑作であり、2023年にこれを超えるゲームはなかなか出てこないだろうと思っている。 ストーリーも「ゼルダの伝説」シリーズのなかでは興味深い方で、特に1万年以上前の時代へタイムスリップしてしまったゼルダ姫の描き方は

    【ネタバレコラム】私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由
  • 映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』、興収成績がふるわないものの版元は「良い映画なのでハッピー」と反応

    IGN USがウィザーズ・オブ・ザ・コースト(以下、WotC)の社を訪問。映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』が批評家から好評を博した反面、興収的に不振だったことについて訊いたところ、コメントを得られた。 「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のチームでエグゼクティブ・プロデューサーを務めるカイル・ブリンクは、「(映画は)良かったのでハッピーです」と笑いながら回答。さらに、2000年公開の映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と比較し、「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の映画の軌跡は各段に右上がりです。ファンと批評家の反応にも満足しています」と笑顔で付け加えた。 ボードゲームにインスパイアされ、予算1億5000万ドル(現為替で約207億円)で制作された映画は、批評家とファンから好意的な評価を受けたにもかかわらず、世界興行成績は2億ドル強(約277億円)に留まった。しかしWotCのチームは、

    映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』、興収成績がふるわないものの版元は「良い映画なのでハッピー」と反応
    yoshis1210
    yoshis1210 2023/05/25
    かなり面白い映画だったけど、タイトルが悪かったかな
  • 『ELDEN RING』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や「スカイリム」をも凌駕する傑作?海外レビューまとめ

    どれほどすごいことなのかというと、97点以上のメタスコアを獲得したゲームは全部で19しか存在しない。近年、97点を獲得したゲームは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『スーパーマリオ オデッセイ』、『レッド・デッド・リデンプション2』、『Disco Elysium - The Final Cut』くらいだ。ごく控えめに言って、ゲーム歴史に残る評価振りというわけだ。 稿では、いくつかの媒体のレビューをピックアップし、具体的にどのあたりが評価されたのかを分析してみたい。まずは弊誌で掲載しているレビューの判定部分を引用するところから始めよう。 「圧倒的なボリュームを誇りながらも一瞬たりとも飽きを感じさせない作り込みは驚異的。これほどまでに濃密な冒険、戦闘、RPG要素を兼ね備えたタイトルには出会ったことがなく、きっと多くのプレイヤーにとっても珠玉の一作となることだろう」 記事を担当

    『ELDEN RING』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や「スカイリム」をも凌駕する傑作?海外レビューまとめ
    yoshis1210
    yoshis1210 2022/02/25
    Steam版は最適化不足が指摘されてるな。今やるならPS5版が良さそう。
  • 2021年のGOTY候補にして、協力プレイゲームの傑作 “飽き”と最も縁遠く、遊んだ相手との絆が深まるゲーム 『It Takes Two』レビュー

    と『It Takes Two』を遊んだこの一週間は、とても心が満ち足りるものであった。幼い子供が寝たスキを見計らって一緒にゲームをプレイし、小声で(時に大きな声が出てしまい子供を起こしてしまいながらも)盛り上がった。 たとえどうしようもないゲームであっても誰かと一緒にCo-op(協力プレイ)すればたいていおもしろくなるが、作はその対極にあるといえる。公式サイトには「Co-opの完成形」と書かれているが、その言葉に偽りはない。私が遊んできたなかで最も優れていて、贅沢で、美しい協力プレイのゲームだ。 そんな『It Takes Two』を作り上げたのは、スウェーデンのゲームデベロッパーHazelight。ディレクターはもちろん、映画監督でありながらゲームの魅力に気づいたジョセフ・ファレスだ。『ブラザーズ : 2人の息子の物語』や『A Way Out』に続く作もまた、注目すべき一作に仕上がっ

    2021年のGOTY候補にして、協力プレイゲームの傑作 “飽き”と最も縁遠く、遊んだ相手との絆が深まるゲーム 『It Takes Two』レビュー
  • 『ファイナルファンタジーVII リメイク』のエンディングでは一体なにが起きたのか?

    ※​​​​​稿には『ファイナルファンタジーVII リメイク』および1997年のオリジナル版『ファイナルファンタジーVII』のネタバレが含まれるので、注意して読んでほしい。 『ファイナルファンタジーVII リメイク(以下、FF7R)』のエンディングは予想外で、ちょっと複雑で、そしてめちゃくちゃメタである。クレジットロールを見終わったばかりで、驚くべき新事実や原作からの変更点にまだ動揺しているのであれば、安心してほしい。動揺しているのはみんな同じだ。 黒い髪のソルジャーは誰なのか? 『FF7R』で残された最大の疑問は、ラストのカットシーンで登場する黒髪のソルジャーについてだ。字幕をオンにしていない人は、そもそも誰なのかもわからないのかもしれない。しかし、字幕では彼の名前が「ザックス」だと明かされている。そう、クラウドの過去の重要キャラクターであるザックス・フェアのことだ。 オリジナルの『ファ

    『ファイナルファンタジーVII リメイク』のエンディングでは一体なにが起きたのか?
  • 2010年代のゲームを振り返ろう!ここ10年で最高の30本はこれだ!

    3Dプラットフォーマーがマイナーになったのは、何も2010年代に始まったことではない。それでもこのジャンルの魅力を示し続けてきたシリーズがあるとすれば3Dマリオだ。『スーパーマリオ オデッセイ』は記憶に新しいし、格的な協力プレイを実現した『スーパーマリオ 3Dワールド』も捨てがたい。だが、3Dマリオの核となる要素が素晴らしいゲームデザインであるとするのならば、それが『スーパーマリオ ギャラクシー2』ほど凝縮されたタイトルは他にないだろう。ひとつの惑星から次の惑星へと移動して、その度にゲームの目的やルールが変わる多様性には圧倒される。ヨッシーも敵をべるのはもちろん、猛ダッシュから身体を風船のように膨らませるギミックまであり、とにかく無限のクリエイティビティが際立つタイトルだ。――クラベ・エスラ ファイナルファンタジーXIV(2010年) 『ファイナルファンタジー14』は、ゲーム質とは

    2010年代のゲームを振り返ろう!ここ10年で最高の30本はこれだ!
  • 「Half-Life」はなぜ歴史的な名作なのか

    2004年11月17日、13時過ぎ。僕はその日の授業を自主的に切り上げ、電車で2時間ほどの自宅へと急いでいた。 2004年11月17日、18時頃。ようやく復号化が終わった『Half-Life 2』を起動する。 15年後の今振り返ると、このとき僕の人生は永遠に変わってしまったようだ。『Half-Life 2』がなければ、このような形で『Half-Life: Alyx』と向き合うことはなかっただろう。 出会いから15年が経ち、続編への希望をもう何年も前に捨てていた2019年11月、突如『Half-Life: Alyx』の存在がリークされた。その数日後、ゲームプレイ動画を伴って、わずか4カ月後の2020年3月にリリースされるというニュースが世界中を駆け巡った。発売日が無限に延びていくいわゆる「Valve Time」発動におびえながらも、新作発売の報に胸が躍る。 そんなうれしさを込め、「『Half

    「Half-Life」はなぜ歴史的な名作なのか
  • 【海外の視点】日本のゲーム産業がいかに復活を遂げたか

    それは、非常にシンプルな情景だった。高そうな黒服に身を固めた4人の美男子が、ひときわ高級そうな自動車に乗っていたが、それが故障してしまった。やむなく車を外から押すはめになった青年たちのバックに、Florence + the Machineによる『スタンド・バイ・ミー』のカバー曲が流れる。美しく、穏やかなシーンだが、『ファイナルファンタジーXV』のエッセンスを見事に捉えている。4人の親友たちが、広い世界に初めて乗り出す。これから数々の新しい土地を訪れ、時には友情を試されながら、試練を乗り越えていくのだと伝わってくる。 だが別な見方をすれば、FFシリーズの新たな方向を確立し、今世代機でナンバリングシリーズを再始動しようとしている作品のオープニングシーンが「壊れた車を動かそうとする人々の姿」というわけだ。少しあからさまな例えではあるが、このシリーズ自身の状況とぴったりイメージが重なる。さらにリリ

    【海外の視点】日本のゲーム産業がいかに復活を遂げたか
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