2019年6月6日のブックマーク (2件)

  • 息子が号泣したらしい - かあさん ちょいちょい がん患者

    「迷い」と「決断」 ※今回は、締め切りギリギリで仕上げた「りっすん」キャンペーン向けの記事です。 【はてなブログでは、「りっすん」と共同で特別お題キャンペーンを実施します。働き方や生き方にまつわる#「迷い」と「決断」をテーマに、記事を投稿してください】 私に癌が見つかったのは、48歳の夏頃だった。喘息の薬を追加するつもりで訪れた町医者で、偶然受けたCT検査により発見された。 癌原発巣が下咽頭と道に重複する多発性癌で、肺の右下葉にも癌があった。 県外の有名な大学病院を紹介され、検査結果と治療方針が決まるまで、モノの2週間と掛からぬスピード対応だった。 その時は、医者と私の二人キリ。 入院病棟の端にある個室に呼ばれ、担当医から検査結果と治療方針の報告を受けた。 「臓器複数カ所、進行癌で急を要する」 「下咽頭と道は全摘出」「肺は右下葉を摘出」 抗がん剤2クール、必要なら追加で放射線治療、リン

    息子が号泣したらしい - かあさん ちょいちょい がん患者
    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2019/06/06
    言葉が生きている。言葉が思いを主張してくる。ありがとうございました。
  • 森の奥の廃ホテルで - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 225 森の奥にある 閉鎖されたホテル、 その広いデッキに並ぶ テーブルセットの一つに 座っているのが、 好きだ。 机の中央から突き出てる 緑色の大きな パラソルは、 まだ綺麗なんだ。 あなたもいちど、 ここに来ないか? 椅子の背に深くもたれ、 言葉を使わないで お話ししない? 野の花の香りが ただよってくるんだ。 樹木は、U字型に草原を 取り囲んでるの。 その上に広がる空の色が 移り変わっていくのを 眺めているんだよ。 風が梢を揺らす まどろむような 葉ずれを聞きながら。 ゆっくりと旋回する鳥の さえずりが、 そこに、溶けて。 二人、並んで 座っていようよ。 人の世からも遠く離れて。 あのころも 旅をしていたんだ。 ずっと移動しているんだよ。 「ろくでなし」 なんて言われたことは、 一度や二度じゃないぜ。 空を眺めることだけには 精通しちゃったからさ、 そこ

    森の奥の廃ホテルで - Blue あなたとわたしの本