「迷い」と「決断」 ※今回は、締め切りギリギリで仕上げた「りっすん」キャンペーン向けの記事です。 【はてなブログでは、「りっすん」と共同で特別お題キャンペーンを実施します。働き方や生き方にまつわる#「迷い」と「決断」をテーマに、記事を投稿してください】 私に癌が見つかったのは、48歳の夏頃だった。喘息の薬を追加するつもりで訪れた町医者で、偶然受けたCT検査により発見された。 癌原発巣が下咽頭と食道に重複する多発性癌で、肺の右下葉にも癌があった。 県外の有名な大学病院を紹介され、検査結果と治療方針が決まるまで、モノの2週間と掛からぬスピード対応だった。 その時は、医者と私の二人キリ。 入院病棟の端にある個室に呼ばれ、担当医から検査結果と治療方針の報告を受けた。 「臓器複数カ所、進行癌で急を要する」 「下咽頭と食道は全摘出」「肺は右下葉を摘出」 抗がん剤2クール、必要なら追加で放射線治療、リン
![息子が号泣したらしい - かあさん ちょいちょい がん患者](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a959fcd9fb2dc2a6922c57f57c8d1797e32b0396/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fk%2Fkozikokozirou%2F20190605%2F20190605142001.jpg)