岡山県高梁市にある「薬師院(やくしいん)」は、寛和年間、花山法皇の開基と言われている真言宗の寺院です。昭和58年「男はつらいよ」のロケ地にもなったことのある寺院としても有名です。 寛和年間(985~987)花山法皇の開基といわれています。真言宗に属し、本尊は薬師瑠璃光王如来で、50年毎に秘仏御開帳法要があります。 本堂である薬師堂の大きな屋根とそれを支える組木、桟唐戸の彫刻は県の重要文化財に指定されています。 このあたりは備中高橋城の城下町として栄えたところで、現在「石火矢町ふるさと村」として観光地になっています。 JR備中高梁駅から徒歩15分ほどと交通の便に富んでおり、山側の高台に寺院が築かれているため境内からは高梁市街の街並みを見渡すことができ景観抜群ですよ。 石垣が立派な「松連寺」も近くにあります。
