岡山県の早島町にある「戸川家記念館」は、江戸時代に二百数十年を通じて備中早島村を治めた、旗本戸川家(3,400石)に代々伝わる歴史資料を後世に伝えるため、古文書や甲冑、鞍、陣屋絵図、指物などが展示されている記念館です。 日、祝のみ無料で開館しています。 戸川家陣屋跡の書物蔵を改修した館内には、旗本・戸川家の代々受け継がれてきた歴史資料を展示しています。 現在の早島町周辺は、江戸時代には旗本の戸川家が統治していた一帯でした。 記念館は、戸川家の陣屋の書物蔵を改装した建物を改装して再利用している施設なので、建物自体も立派なもので歴史的な価値があります。 宇喜多の家老で常山城主だった戸川達安は、宇喜多家のお家騒動で備前を追われ、家康のもとへ移ります。 関ヶ原では三成の家老島左近の首をとり、29200石の旗本となりました。 町指定史跡の陣屋跡周辺には陣屋の頃の堀、石橋等の一部も残されていますので、
