東京都大田区の多摩川の河川敷で17日、枯れ草など5万平方メートルが焼けた火災で、火遊びをして火を燃え広がらせたとして、警視庁蒲田署は軽犯罪法違反(火気乱用)の非行事実で、大田区内の中学1年の男子生徒3人=いずれも(13)=を児童相談所に通告した。通告は17日付。 同署によると、3人は非行事実を認め、「キャンプファイアーのまねごとをしたかった。怖くなって逃げた」と供述している。 非行事実は17日午後4時20分ごろ、同区南六郷の河川敷で、キャンプファイアーをしようとしてライターを使い、枯れ草に火を燃え広がらせたとしている。 同署によると、3人が現場から離れるのを別の少年グループが目撃。3人から事情を聴いたところ、火をつけたことを認めた。 この火災では東京消防庁からヘリコプターや消防車など18台が出動した。