現在アヤックスでテクニカル・アドバイザー(TA)を務めるヨハン・クライフ氏が同クラブの理事でもある元オランダ代表のエドガー・ダービッツ氏に対し、人種差別的な発言を行っていた事実が、同じく理事の1人であるスティーブ・テン・ハーブ氏の告発によって明らかになった。 「クライフは理事会において『お前がアヤックスにいられるのは、“ブラック”だからだ』と、ダービッツを罵倒した。これまでに、ダービッツも名前や具体的な内容は控えたものの、理事会で人種差別的扱いを受けたことをほのめかしてきた。誠に残念ながら、それは紛れもない事実だ」 一方のクライフ氏は、自身が欠席する中で行われた今月16日の役員理事会で、犬猿の仲であるルイス・ファン・ハール氏のゼネラルマネジャー(GM)招へいが決められたことを不服とし、同クラブ退団の意思を表明している。 2月にアヤックスのTAに就任したクライフ氏は、意見の相違により同