(CNN) 海洋の酸性化が「前例のないスピード」で進んでおり、生態系を脅かしているという報告書を英大学の研究者らがまとめ、14日に発表した。18日にポーランドの首都ワルシャワで開かれている第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)に提出されるという。 報告書によれば、海洋の酸性化の原因は地球温暖化と同じく、化石燃料の使用などの人間の活動が生んだ二酸化炭素(CO2)だ。酸性化は過去3億年で最も速いペースで進んでいるとみられ、現在は産業革命前と比べ26%増の水準にある。2100年には170%増の水準に達する可能性があるという。 海は排出されるCO2の約4分の1を吸収していると報告書は指摘する。「海洋の酸性化が進めば、今のように大気中のCO2を吸収することはできなくなり、気候変動を和らげる役割を十分果たせなくなる」 またCO2の排出が減らず酸性化が進めば、海の生態系は大きな影響を受け
ジェイテクトは電動パワーステアリング(EPS)を製造する奈良工場(奈良県橿原市)において、女性やシニアの作業者が働きやすい生産ラインの構築を進めている。エルゴノミクス(人間工学)に... マイクリップ登録する
22日午前5時頃、徳島県阿南市橘町の日本電工徳島工場で、同社社員の多田一輝さん(23)が、クレーンでつるされた鉄製容器(高さ約2・8メートル、直径約2メートル)から流れ出た液状の合金鉄を浴びた。 合金鉄の温度は約1300度あり、多田さんは全身にやけどを負って、間もなく死亡した。 阿南署の発表などによると、多田さんは同日午前0時から計4人で、容器から鋳型に合金鉄を流し込む作業をしていた。容器には合金鉄13トンが入っており、同署は何らかの原因で容器が揺れた可能性もあるとみて調べている。
三重県四日市市のコンビナートにある化学工場で、設備のメンテナンス中に爆発が起きて5人が死亡し、12人がけがをした事故で、死亡した5人は、全員、爆風で飛ばされた設備のふたの正面側に立っていたとみられることが、警察への取材で分かりました。 会社の決まりでは、爆発などの危険があるため、正面側には立たないことになっていて、警察は安全管理が徹底されていなかった可能性があるとみて調べる方針です。 今月9日、三重県四日市市の「三菱マテリアル四日市工場」で爆発が起きて、社員3人と下請け会社の作業員2人の合わせて5人が死亡し、12人が重軽傷を負いました。 警察は11日、工場の事務棟を捜索するなど、業務上過失致死傷の疑いで当時の状況や爆発の原因を調べています。 会社側のこれまでの説明で、爆発は「熱交換器」と呼ばれる設備のふたを開けた3秒後に突然起き、重さ300キロのふたが10メートルほど飛ばされたことが分かっ
千葉県野田市二ツ塚の廃油再生処理工場で2人が死亡した爆発事故で、工場を運営する「エバークリーン」(東京都千代田区)が爆発当日の15日、取引先からガソリンを多く含んだ廃油を回収していたことが、捜査関係者への取材でわかった。 取引先は同社に廃油の中身を説明して引き渡したといい、県警は処理方法に問題があったとみて、22日、業務上過失致死容疑で同社の本社に捜索に入る。 捜査関係者によると、同社は15日、取引先の県内の回収業者から、通常より多い7700リットル近くの廃油を引き受けた。この業者は、タンクローリーで引き取りにきた同社の運転手に「ガソリンを多く含んだ油」と説明した上で引き渡したと県警に説明しているという。廃油は爆発前、爆発元とみられる蒸留施設につながるタンクに入れられた。蒸留施設で重傷を負った2人は県警に、「爆発前にガソリンの臭いがした」と話しており、県警はタンクローリーやタンクに残ってい
千葉県野田市二ツ塚の廃油再生処理工場で発生した爆発事故で、工場が事故当日の15日、取引先から通常と比べ大量の廃油を回収していたことが、運営する「エバークリーン」(東京都千代田区)への取材でわかった。 同社は、揮発性の高い廃油が混入していた可能性もあるとみて調べている。 同社によると、工場では1日に400~500の取引先から廃油を回収。記録を調べたところ、通常は主にエンジンオイルを200~300リットル回収している取引先から14日、7700リットルの引き取りを依頼され、15日の爆発前、この量に近い廃油をタンクローリーで回収して工場のタンクに入れたという。 同社は「一度にこれほど大量のエンジンオイルを回収するのは考えにくく、揮発性の高い油類が混入した可能性がある」と話している。廃油はタンクローリーの運転手と工場の社員が目視と臭いで確認したが、記録上は「問題なし」とされていたという。
ハンガリー西部コロンタール(Kolontar)で、2010年10月4日に決壊したアルミニウム精錬工場の廃液貯水池(2010年10月8日撮影)。(c)AFP 【11月6日 AFP】ハンガリー西部で2010年、アルミニウム精錬工場の廃液貯水池から大量の有害廃液が流出した事故をめぐる裁判で、同国首都ブダペスト(Budapest)の裁判所は5日、工場運営会社に対し、被害者への賠償金支払いを命じる判決を下した。 裁判所はMALハンガリーアルミニウム製造販売会社(MAL Hungarian Aluminium Production and Trade Company)に、事故で子供1人を失い、さらに2人の子供が重度のやけどを負った家族への3200万フォリント(約1430万円)の支払いを命じた。 今回の訴訟は、同社に損害賠償を求めて起こされた23件の訴訟のうちの最初のもの。MAL社側は、5日の判決に対し
1 平成25年9月9日 調 査 報 告 書 (要旨) 1 ロドデノール含有化粧品(医薬部外品)の製造販売に関する薬事法に基づく厚生 労働大臣への承認申請とその承認 (1)カネボウによるロドデノール含有化粧品の製造承認申請 ロドデノール含有化粧品は、カネボウから厚生労働大臣に対し、薬事法等の関係 法令の定めに基づき、平成18年7月14日に「カネボウ ホワイトニング エッ センスS」医薬部外品区分1として製造販売の承認申請がされた。承認申請書によ れば、 「本品は剤型分類6001(ローションタイプ) 、用法及び用量は、適量を顔 又は身体各部の肌に塗布する、効能又は効果は、メラニンの生成を抑え、しみ、そ ばかすを防ぐ。日やけ・雪やけ後のほてり、肌を清浄にする。肌を整える、皮膚を すこやかに保つ。皮膚にうるおいを与える。 」である。 承認申請書に記載された試験中には、K166のヒト有効性試験に高濃
28日午後10時5分ごろ、那珂川町大山田下郷の県北木材協同組合(東泉清寿理事長)から出火、製材工場の鉄骨平屋の約1100平方メートルを全焼した。那珂川署によると出火当時、工場は無人でけが人はなく、出火原因などを調べている。 工場は旧馬頭東中の体育館を利用し、2012年に木材販売のトーセン(矢板市山田、東泉清寿社長)が整備した。町によると昼間は約20人の従業員が働いているという。 同社は敷地内に廃材や間伐材を活用したバイオマス発電所の建設を計画。町はバイオマス活用推進計画に同発電所の整備支援を掲げ、新産業創出を期待していただけに、火災発生の衝撃は大きい。大金伊一町長は「町の活性化になる工場だけに大変残念」と話した。
22日午前8時45分ごろ、武雄市若木町の三京ステンレス鋼管佐賀工場で、タンクローリーから洗浄剤を注入していた貯蔵タンクが破裂、作業をしていた伊万里市東山代町、会社員兼子修さん(57)が下半身に洗浄剤を浴び、搬送先の病院で約10時間後、死亡した。 武雄署によると、貯蔵タンクは工場入り口近くの建物内にあり、直径約2メートル、高さ約2・5メートル、容量6千リットルのFRP製。フッ化水素酸と濃硫酸の混合液を注入していた。破裂で、底部から約1メートルの高さに、穴(縦50センチ、横60センチ)があき、洗浄剤が吹き出した。破裂時はタンク近くに誰もいなかったが、処理作業で兼子さんはタンクに近づき、洗浄剤でやけどを負った。一緒に作業していた3人にけがはなかった。 兼子さんは、洗浄剤を取り扱う仲介業者で、現場に立ち会っていた。現場は武雄工場団地内で、周囲の工場や約300メートル離れた住宅街に被害はなかった。武
本稿の主題である「大気汚染物質」ならぬ「気候汚染物質」という言葉には、違和感を覚えるという方もいらっしゃるのではないかと思います。大気汚染物質=大気を汚染する物質、というアナロジーからすれば、気候汚染物質=気候を汚染する物質、と考えたくなりますが、そもそも気候を汚染するという概念は、少なくとも我が国においてはまだ一般的なものとは言えそうもありません。SLCPs削減のため、米国を中心として今年(2012年)の2月に発足した国際パートナーシップである、Climate and Clean Air Coalition(CCAC)の定義によれば、SLCPsとは大気中での化学的な寿命が数日から数十年程度と比較的短く、気候を温暖化する作用を持つ物質とされています。この定義に合致するものとしてCCACによる取り組みの対象とされている主要な物質は、メタンと対流圏のオゾン、および、化石燃料やバイオマスを燃焼さ
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