やはり収益に対応する部分が費用だ 前回(g23)、棚卸ということについて説明したときに、すべての支出が費用ではなくて、 収益に対応する部分が費用であると言いました。固定資産の考え方も同じです。例をあげてみましょう。 パソコンを購入して、HP作成やソフト開発の仕事をする。 自動車を購入して、配達の仕事をする。 普通は、パソコンや自動車などは一年で駄目になるのではなく数年間は使えます。ですから、 これらに対する支出は一年間の収入に対応するのではなく、数年間の収入に対応すると考えられます。 そこで、いったん固定資産という勘定科目にプールしておき、減価償却という名目で少しずつ 費用として処理するのです。 固定資産の耐用年数 これらのパソコンや自動車などが何年間使えるかということは、当然まちまちです。しかし、 法律上はそうも言っていられないので種類ごとに一律に決められています。こうした耐用年数表は