乾電池の公称電圧は1.5ボルトですが、充電池(ニッケル水素電池)の公称電圧は 1.2ボルトです。 充電池の公称電圧が、乾電池に比べて低くなりますが、乾電池が使用できるほとんどの機器で使用できるのは次の理由からです。 ≪ニッケル水素電池は1.2ボルトで機器に使用できる理由≫ 乾電池と充電池の代表的な放電曲線を下図に示します。 (充電池) ・ 機器が作動する領域の間1.2ボルト付近で電圧が一定となり、電池の容量がなくなりますと、電圧が一気に低下していきます。 このように、公称電圧では乾電池と充電池では差がありますが、機器の作動範囲では乾電池も充電池も使用可能電圧の範囲であることが理由です。 ただし次のような場合は充電池はご使用になれません。 ① 密閉された機器 充電池は過放電や充電池のショートによる発熱で電池内部からガスが発生します。 そのため充電池には発生するガスの内圧上昇による電池の破裂を