今回、記念すべき第30回はついに Elixir プロセスのホットスワップをします。 Elixir や Erlang/OTP の特徴を述べてる文書を読むとかなりの確率でホットスワップ機能が挙げられています。でも実際に使ってるという話を聞いたことがほとんどありません。唯一聞いたことがあるのは Erlang & Elixir Fest 2019 での任天堂の渡邉大洋さんの話1だけです。みなさん、文書書くときには写経してしまってて、いずれ使うだろうぐらいに思ってるところが実のところ全然使ってないんじゃないんでしょうかね。 ならばということで試しにやってみたら、チョー簡単な例はさっくり出来たのでご報告です。 超簡単な例でプロセスのスワップをする まずはとにかくホットスワップ出来ることを目指します。次のプログラム hotswap1.ex は GenServer で書いたカウンタです。Hotswap.s