12万件ID盗み不正アクセス 高校生ハッカー2人を書類送検 企業のサーバーに侵入して約12万件のIDとパスワードを取得したなどとして、宮城県警は30日、不正アクセス禁止法違反などの疑いで、いずれも千葉県成田市の16歳と15歳の高校1年の少年2人を書類送検した。 県警によると、2人は同じ中学校に通っていた友人同士で、16歳の少年は「将来ハッカーになりたかった。IDとパスワードを取得するだけではもったいないと思い、商品も取れると思った」と供述。取得した個人情報を使い、インターネットショッピングでスマートフォン3台やゲームソフトのほか、ぬいぐるみなど9品目計12点(約27万円相当)を買ったという。 16歳の少年の送検容疑は昨年5~11月、企業3社が管理するサーバーに不正にアクセスして、他人のIDとパスワード約12万件を取得した疑い。15歳少年は同11月下旬に16歳少年と共に、取得したIDを