つづき。 オープンソースの世界は、ソースコードを好き勝手して良い無法地帯ではありません。 今回のような罠も使いながら、またはこういう罠を発生させないようにしながら、ソースコードで握手と殴り合いと牽制を行うビジネスの世界です。 開発者以外にはあまり知られていないかもしれない事実なのですが、大きめのオープンソース・プロジェクトでは、貢献するエンジニアや企業に対して、著作権を含む知財権の不行使を約束する契約を結ばせます。Android OS もそうですし、自由ソフトウェアの総本山である GNU でもそうです。一般の方には馴染みが無いかもしれませんが、開発者にとっては一大勢力である Eclipse も同様です。 暗号通貨系は、全世界的に総じて、オープンソースに対して考え方が甘すぎます。 さらに日本の仮想通貨系は、舶来信仰が強い割に舶来のものを使えず(たぶん技術英語の素養がないから)、日本語圏で開発