Google傘下のDeepMindが開発した最強の人工知能「アルファ碁」(AlphaGo)と、世界最強のプロ棋士と呼ばれる「李世ドル」氏の対局(全5局)は、3月12日に李世ドル氏が3敗目を喫し、負け越しが決定。多くの人たちが落胆したが、翌13日、ついに李世ドル氏が勝利した。 第四局では、李世ドル氏が78手目に妙手を打ち、続くアルファ碁の79手目が決定的な失着になったという。最終的にアルファ碁は180手を受けて投了した。 解説の宋泰坤9段は「囲碁棋士の間では、アルファ碁のユニークな手を目の当たりにして、囲碁に新たに目覚めたと話す棋士もいました。これまでに無理手や悪手と考えられていた手を再検討する動きもあり、アルファ碁は囲碁を既存の枠組みに囚われず考えなおす機会を与えてくれたと思います」とのコメントを寄せている。 ここまでの試合を見たプロ棋士からは、アルファ碁(の打ち筋)について、「よくわから