「おふくろさん」作詞、川内康範さん死去2008年4月7日17時46分印刷ソーシャルブックマーク 川内康範さん 「おふくろさん」「伊勢佐木町ブルース」など歌謡曲の作詞やドラマ「月光仮面」の原作を手がけた作詞家の川内康範(かわうち・こうはん)さんが6日午前4時50分、慢性気管支肺炎のため青森県八戸市の病院で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で行い、後日「しのぶ会」を開く予定。 北海道生まれ。炭鉱などで働いた後、上京して執筆活動を始める。58年から放送されたテレビドラマ「月光仮面」は白装束の正義の味方が、悪を懲らしめる筋書きで大ヒット。「愛の戦士レインボーマン」など子供向け番組のほか、鈴木清順監督の「東京流れ者」など映画の原作・脚本も多く書いた。75年から約20年にわたってテレビ放送された「まんが日本昔ばなし」では監修を務めた。 作詞家として「月光仮面」「まんが日本昔ばなし」の主題歌や、青江三
【ワシントン=勝田敏彦】米国立保健研究所(NIH)が支援したエイズワクチンの臨床試験(治験)で、ワクチンが感染の危険性を高める恐れのあることがわかった。治験は中止され、NIHはエイズワクチン開発戦略の練り直しを迫られている。 問題のワクチンは、エイズウイルス(HIV)がもつ物質を、弱毒化した風邪のウイルスに組み込んだもの。米メルク社が開発し、有望なワクチン候補と期待されていた。 ところが、04年12月から北米・中南米を中心に約3千人が参加して始まった治験で、ワクチンを注射された群のHIV感染率が、偽薬の群の約2倍にのぼることが判明。昨年9月に治験が中止された。南アフリカで07年2月に始まった治験も約800人の段階で中止された。 治験の参加者はワクチンと偽薬のどちらを注射されたのか知らされておらず、現在、全員と面談して注射の内容を知らせているという。 HIV感染率が高まる理由は不明。
血管広がり保つ「ステント」、体内吸収型発売へ 世界初 2008年04月08日06時11分 狭まった血管に入れて広がりを保持する「ステント」という医療器具を、体内で分解・吸収される製品とすることに、京都のメーカーが成功した。欧州基準への適合を認められ、初夏にも欧州で発売される。生体吸収性ステントは欧米で研究中だが、販売のめどが立ったのは世界初という。将来は日本でも承認を目指す。 開発したのは、医療器具製造販売「京都医療設計」(京都市山科区、伊垣敬二社長)。器具は網型の筒状で直径5〜8ミリ、長さ3.6センチ。動脈硬化などで狭まった血管内の病変部に入れ、風船状のバルーンカテーテルで押し広げて固定。血流を確保する。今回の製品は、材料に生体分解性ポリマーのPLLAという合成樹脂を使用。水分で分解されて2〜3年後には血管内に吸収されるのが特徴だ。 PLLAは、今も骨をつなぐピンとして治療に使われている
限定核戦争でも世界規模でオゾン層破壊 米予測2008年4月8日12時57分印刷ソーシャルブックマーク 【ワシントン=勝田敏彦】核戦争が起こると、たとえ限定的でも、世界規模でオゾン層が破壊される可能性があることが、米コロラド大などのチームの計算機シミュレーションでわかった。地上で有害な紫外線が増えて、健康や生態系への深刻な影響が心配されるという。今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に論文が発表される。 インドとパキスタンが核戦争になり、広島に投下された原爆なみの核兵器を50発ずつ使ったと仮定し、オゾン層への影響を計算した。 すると、500万トンものすすが上空数十キロの成層圏まで噴き上がり、オゾン層を壊す窒素酸化物などが増加。米国や日本などを含む中緯度地方ではオゾンの濃度が4割も減少するという結果が出た。影響は10年近く続くという。 核戦争では放射性の「死の灰」による被害に加え、すすなどが太陽
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く