中国のパソコンメーカー、「レノボ・グループ」は、日本国内で販売した一部のノートパソコンのバッテリーが発熱しパソコン本体が損傷するおそれがあるとして、およそ3万台のバッテリーを自主回収すると発表しました。 この製品は日本以外でも販売されていて、会社によりますと、ことしに入り、アメリカやカナダでバッテリーの発熱によるパソコン本体の損傷が4件あったことが分かり、このうち1件では、利用者が軽いやけどをしたということです。 日本国内では今のところ発熱などの報告はないということですが、会社では、対象となるバッテリーを回収したうえで、無償で代替品を送るとしています。 レノボでは、「利用者の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。安全にお使いいただくため、自主回収に協力して欲しい」とコメントしています。 問い合わせ先は「レノボ・スマートセンター特設窓口」で、電話番号は0120-988-819です。