シンコム・システムズ・ジャパンは7月11日、東京都内で「シンコム@アップルストア銀座 ウィークエンド・ヘルスケア・セミナー」を開催した。この中で、米アップル社のタブレット型端末「iPad」やスマートフォン「iPhone」の活用と、EHR(電子健康記録)やPHR(個人健康記録)と呼ばれる医療・介護関連データの電子化や地域間共有などのIT(情報技術)連携による医療・介護業界の抜本的な経営改革の必要性が指摘された。 【関連記事】 介護事業所の経営改善目指す経産省の戦略 医療・介護の規制改革と産業創出で調査―経産省 20年までに「健康大国日本」の実現を―総合科学技術会議 ソーシャルメディアで高齢者の「絆」再生を-情報通信白書 認知症予防にIT活用で高齢者に生きがいを 「米国における医療情報の現状と課題」と題して基調講演した国際医療福祉大大学院の池田俊也教授は、米国はIT活用によって医療供給体制の