集中治療の栄養を学ぶ上で「重症患者と栄養管理Q&A」という本がオススメだが 長らく絶版となっていたので、手に入らなかった。 2010年3月に新版が発刊されたので、ぜひとも購入したいところである。 現在の集中治療室における栄養療法は 2009年のASPEN/SCCMガイドラインがもっとも重要なエビデンスである。 以下にサマリーを訳す。個人的に重要だと思った点を赤字にした。 ●2009年ASPEN/SCCMの急性期栄養ガイドライン Guidelines for the provision and assessment of nutrition support therapy in the adult critically ill patient: Society of Critical Care Medicine and American Society for Parenteral and
大村健二(金沢大学医学部附属病院)=塾長,加藤章信(盛岡市立病院),大谷順(公立雲南総合病院),岡田晋吾(北美原クリニック) (関連座談会) 患者の栄養状態の良否は,治療効果や合併症などの予後に大きな影響を与えます。栄養状態の維持・向上には適正な栄養管理が必要ですが,そのためには,まず栄養状態を的確に評価(アセスメント)する必要があります。 【Clinical Pearl】 ・栄養アセスメントを行い,栄養不良の有無を見極めよう。 ・生化学検査だけでなく,実際に患者さんを見て,触ることを忘れずに。アナムネにもヒントが隠れている。 ・身体計測や,主観的栄養評価を積極的に併用しよう。 ・栄養不良のパターンを意識しよう。 【練習問題】 78歳男性。1年前に脳梗塞の既往がある。2週間前より発熱,腹痛,下血があり,大腸憩室炎に伴う憩室からの出血と診断され内科病棟に入院した。入院後は絶食のうえ,抗生剤投
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