「大雪交付税」79億円 道内108市町村に前倒し配分 (02/15 12:13、02/15 13:57 更新) 総務省は15日、大雪で除雪費が膨らんでいる全国8道県の170市町村に対し、3月交付分の2012年度特別交付税のうち、約162億円を前倒しし、18日に配分すると発表した。道内では札幌、小樽、北見、岩見沢各市やオホーツク管内遠軽町など108市町村に計78億9200万円が配分される。 除排雪の経費がかさみ、3月交付では資金繰りが苦しくなる恐れがあるため前倒しする。1月末までの積雪量が平年の1・45倍以上に達した自治体などが対象で、都道府県別の配分額は北海道が最多。 特別交付税(12年度約1兆円)は、災害対策費など年度当初に予想できなかった自治体の歳出を支援するため、12月と翌年3月の年2回に分けて配分している。 前の記事 次の記事