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ブックマーク / ameblo.jp/kyupin (2)

  • 『パニック障害と広汎性発達障害のパニック』

    パニック障害のパニックと広汎性発達障害のパニックは、便宜的に同じ「パニック」という用語が汎用されているが、この2つは異なる精神所見のように思われる。 広汎性発達障害の人のパニックはいわゆる「緊張病症候群」の近縁に存在している。あるいは、広くとれば「緊張病症候群」そのものかもしれない。 緊張病症候群には「昏迷」と「興奮」があり、これらはコインの表裏の関係になっている(参考)。古典的には緊張病症候群を呈する疾患群は3つあると言われていた。 緊張病症候群を呈する疾患 ①統合失調症 ②躁うつ病 ③ヒステリー このうち、このブログ的にはヒステリーは器質性疾患と記載しており、③は器質性疾患による緊張病症候群の1つと考えられる。実際、脳炎後遺症や脳腫瘍などでヒステリーを生じることがあるし、身体疾患に由来する症状精神病も同様である。③の「ヒステリー」はこれらを象徴した疾患と考えると辻褄が合う。 このような

    『パニック障害と広汎性発達障害のパニック』
  • 『デパスやソラナックスをお菓子のように・・』

    デパスやソラナックスをお菓子のようにポリポリとべるように飲んでいる人。 このような人はデパス、ソラナックスを好むことが多い。それ以外の抗不安薬はあまり選ばれないような気がする。ワイパックス、レキソタンは時々選択されるが、メイラックス、セパゾン、セルシンの人はあまりいない。とにかく、わりあい処方されやすく、半減期が比較的短いものが選ばれているようなのである。 なお、ローリング・ストーンズのMother's Little Helperではセルシン(アメリカの商品名はValium)の濫用が歌われているので、この薬もかつてはスナック風に使用されたのであろう。当時は抗不安薬の種類が少なかったこともある。 セルシンは今はさほど処方されない(注射剤は別)。セルシンは、お菓子風に服用するには半減期が長すぎると思う。 このような半減期の短い抗不安薬は次第に効き辛くなるので、徐々に増える傾向はある。またお菓

    『デパスやソラナックスをお菓子のように・・』
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