応用地質学会誌や新・住宅ジャーナルに記事を書いていてふと思ったのですが、専門家の診断が大事といいながら、その専門家がどこにいるのかという記述をしていなかったことに気がつきました。困りごとはとりあえず弁護士にという風潮はあるのですが、地盤の専門家(特に地形発達史・地質背景を十分に考えることのできる)って、果たしてどこにどんな形で存在しているのか、資格や実績以外のアピール法の考える必要があるんでしょう。
応用地質学会誌や新・住宅ジャーナルに記事を書いていてふと思ったのですが、専門家の診断が大事といいながら、その専門家がどこにいるのかという記述をしていなかったことに気がつきました。困りごとはとりあえず弁護士にという風潮はあるのですが、地盤の専門家(特に地形発達史・地質背景を十分に考えることのできる)って、果たしてどこにどんな形で存在しているのか、資格や実績以外のアピール法の考える必要があるんでしょう。
民主党が政権をとって、マニフェストで掲げた財源を確保するために、公共事業・補正予算の見直しなど鼻息が荒いですね。まあ、その是非はともかくとして、どうころんでも公共事業は先細くなる運命なので、民間需要に本気にならなければいけない時期に来ています。 公共事業と民間需要との対応の仕方は、まるで正反対です。まだ未公表ですが、私の論文の挿入図を提示しておきます。
活断層の調査では、過去の活動履歴を調べるために、トレンチ調査が行われます。細長い溝をほって、地層の年代を特定できる試料を採取したり、地層のずれ、断層の有無などを確認する調査です。これによって、活断層が過去繰り返し活動してきたことを証明できるわけです。 今回山口県の土石流災害では、過去の土石流堆積物に対する天然のトレンチ調査が行われたようなものでした。過去の土石流の堆砂断面が現われていたのです。年代決定試料は得られていませんが、現在の渓流から10n程度高い平坦面を作っている古い段丘堆積物も同じような土石流堆積物で構成されていることがわかりました。すなわち、最終氷期から同じような土石流が繰り返されて形成されてきた土地であるということができます。このあたりに住む方にとっては、”こんな災害はじめて”だったのかも知れませんが、土石流は繰り返し発生します。 また、今回の災害に関する報道で、老人ホーム、
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